SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~ゴーピ・カライル①

 可能性を広げる扉の開け方

何か大きなことを成し遂げたとき、自分ならできると思えるアイデアのスケールも広がる。たとえそのアイディアを実現する方法を知らなくても、可能性はいくらでもある。「可能性」の扉を広げようとするとき、そこに「信頼」というシステムがあれば、誰もがそれを行動に移せるものだ。

ここ数週間めちゃくちゃ忙しくて、全くブログを更新できていなかった。(久しぶりに文章書こうとしてもやっぱり錆びついてますね…)

通常の営業業務に加え、先々週フランスのパリで開催されたJapan Expoの案件を進めていて、久々にキャパシティがオーバーだった。自己啓発本には、「ネガティヴな思考をするな」というニュアンスで書かれていることが多いけど、正直、「無理だな」と諦めそうになった。

そんな時に、毎日心がけていたのは「今日だけ全力でやろう。」ということ。これまで、5年後こういう風になるために、、、という感じで逆算的に考えて行動していた。けど、数ヶ月先なんて、何が起きているかわからない。どの方向に進んでいるかわからない。だけど、今日今の瞬間を全力を出すことは自分にはできる。いや、「全力を出すことしかできることはない。」と思っていた。

それを積み重ねていたら、気がつけば絶対無理だと思っていたこともすべて片付いていた。カライルがいう「信頼」のシステムとは少しズレているかもしれないけど、可能性の扉を開くために必要なことは、意外とシンプルだ。自分信じて、今全力でやればいい。 

リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~

リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~

 

 

 

伝統工芸品の魅力⑨:有田焼400年の歴史

有田焼400年の歴史

渋谷ブンカムラに行ってみたら、有田焼400年の記念のイベントがやっていた。

人間国宝柿右衛門先生や今右衛門先生から、宮内庁御用達の香蘭社深川製磁まで多彩な窯元が出展していた。

日本の磁器の原点ここにあり!という顔ぶれだ。

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伝統に甘んじない、次の400年に向けて始動している有田焼。

世界的にもトップレベルの職人技術。こういう伝統が絶えないための取り組みを何ができるか?どこまでできるか?有田焼の歴史を通して、日本人としてもう一度考えたい。

有田焼 献上古伊万里 取皿セット(皿 5枚セット)

有田焼 献上古伊万里 取皿セット(皿 5枚セット)

 
[有田焼創業400年 保存版]有田焼百景

[有田焼創業400年 保存版]有田焼百景

 

 

 

 

舛添都知事は東京オリンピックのためにこうするべきだった

東京オリンピックに向けて

舛添氏の辞任の是非はあるだろうが、その引き金になった「外遊先のスイートルーム」「公用車」について、東京オリンピックを見据えて、こうすべきだったかなと思うことを書いてみる。

スイートルームではなくてエアビー

インバウンドの外国人観光客増加により懸念される宿泊先不足。民泊の法制度を至急整備しなければいけない状況だ。

問題となったが外遊先の宿泊先も、視察と言うことで「Airbnb」を使用していれば、コスト削減はもちろん、2020年に向けて世界へアピールできたはずだ。なにせ、シェアリングエコノミーがダボス会議での重要アジェンダだったのだから、東京のリーダーが率先してそれを体験するとなった時の影響力は計り知れなかったのではないか?クリエイティブかつローカルへの寛容性を備え持つ偉大なリーダーとして認められていたのかもしれない。

公用車ではなくUber

ちきりんさんもブログで書いていたが、このままでは東京はUberも使えない不便な都市として、オリンピック後に評価を下げかねない。東京から車で湯河原温泉に行く観光客はそんなにはいないだろう。しかし、東京の複雑な路線図で迷うよりも、スマホで目的地を指定できるUberを利用するということは十分にありえる。どうしても湯河原へ行きたかったのであれば、Uberで湯河原まで行けるかを視察としてやれば、週末温泉でゆっくりしてもそこまで叩かれなかったのではないかな?

次の都知事にこんな突拍子のことは求めてませんが、オリンピック後に作った箱物が全然活用されないとか、無計画にオリンピック予算を増やすのはやめて欲しいです。 ただでさえ、選挙にお金を使うのだから。

東京を変える、日本が変わる

東京を変える、日本が変わる

 

 

 

美術手帖 2016年6月号③

東京のアートフェアが目指す姿とは?

ミラノサローネ国際家具見本市を例に挙げると、あそこには圧倒的な集客力と発信力があるからこそ、企業やブランドも大きなエキシビジョンを企画して勝負に出ています。それに、メイン会場だけでなく街中の至る所にも展示が点在していて、未来の商品になるかもしれないプロトタイプを世に問いている。さらに、その空気感に吸い寄せられで目利きたちが集まり、次の時代の1番面白いものを探りにきているんですね。

谷川じゅんじさんが語るMAT(Media Ambition Tokyo) が目指すとこはここ。

助成金にも頼らない、キュレーターの力に依存しない、だけどレベルの高いアーティストが吸い寄せられるようなプラットフォームを目指している。

この理屈はMATだけでなく、アートフェア東京などの国内アートフェアにも当てはまるし、地域で国際イベントするときは外せない視点である。

美術手帖 2016年6月号

美術手帖 2016年6月号

 

 

 

美術手帖 2016年6月号②

複層的な世界を生き抜く
不確定の時代においては、予想に縛られるのではなく、自分の信じることをやるしかない。(省略) すべての現実の裏には別の現実があり、それは不可視であると同時に他者、異物、恐怖と捉えている。

ヒト・シュタイエルが本書で述べている言葉。「アートで世界を変える」これは美しい言葉だ。だけど、世界に影響を与える芸術には金がいる。制作費だけでない、出展する場所代、その他諸々の経費もかかってくる。そんなアーティストが搾取されているとも捉えられかねない、そんな現状にシュタイエルはこう言ったのだ。

今目の前の現実(思い込み)は不確定だ。見えていないその裏側に漠然と不安を感じて、どうすればいいかわからなくなる。そうではなく、アーティストとしては、一種の開き直りで、自分の道を進むしかないのだ。

難民、格差、差別、弾圧、紛争などをアートを通して解決する試みがあるが、大事な事は自分の信念を貫くことが出来るかだ。複雑化する時代だからこそ、よりそのことが求められている。

美術手帖 2016年6月号

美術手帖 2016年6月号

 

 

 

 

伝統工芸品の魅力⑧:金属加工の街が生み出すタンブラー

金属加工の街:新潟県 燕市&三条市
冷たいものをいれれば冷えやすく、熱いものをいれれば冷めにくい。
そんなチタンのタンブラーを作っているのが、新潟県燕市だ。
職人の高い技術で加工されている。近年は、そこにデザインが加わり、品薄状態だ。少しお値段はするけど、この美しいデザインなら、欲しくなりますね。

WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社①

最近、頭がアート関連のことばかりになっていたので、WIRED編集長のお話を聴きにアークヒルズへ。

今月の特集は「Good Company いい会社-ビジネスとミッションは両立する」。

 

タイトルだけみると、"ソーシャルグッド"的なよくある話かなと思うけど、伝えたいコンセプトは少し違うようだ。
これまではミッション(企業的宗教感)が、労働の効率化の過程で喪失する個人のアイデンティティーを補完していた。しかし、価値観や働き方が多様化した現代では、それが通用しなくなった。企業-個人だけを繋ぐミッションではなく、企業-個人-社会を結びつける新しい枠組みが必要になっている。

 

その新しい枠組みが、Androidを生み出したアンディ・ルービンのPlaygroundやUber共同創業者のギャレット・キャップのExpaがモデルになるかもしれないし、B-Corpのような新しい企業形態が生まれていくかもしれないよねっていうのを言いたかったらしい。


確かに最初のページにそんなことがちょろっと書いているけど、話聞かないとここまで深く読み取れない…この無料トークイベントもしばらく続きそう 笑