SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

トレンド

草間彌生 特集 美術手帖 2017.03

文化勲章を受章した奇才 "芸術の創造は孤高の営みだ" それは世界の人々と感動を共にするために命をかけて成し遂げ続けるものです。私のメッセージとしてこの信念を世界の人々に伝えたい。 死ぬまで戦い続けます。私が死んだ後も皆さん、どうぞ私の創造への意…

The 2017 World's 50 Most Innovative Companies Fast company

Fast Company が毎年発表する世界で最も革新的な企業トップ50 昨年の1位は、Buzzfeedでした。 そして今年のランキングが発表された。 トップ5はこちら https://www.fastcompany.com/3067756/most-innovative-companies/announcing-the-2017-worlds-50-most-i…

写真をアートにするなら、額はやめませんか?

六本木ヒルズで開催されている森山大道さんの個展を観てきた。 森山大道/Daido Moriyama1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て64年独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、67年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞…

Competing Against Luck: The Story of Innovation and Customer Choice/Clayton M. Christensen

イノベーションのジレンマ、クリステンセン教授の新作。 顧客の商品及びサービスは「Buy(購入)」から、"何かを成し遂げる"ための「Hire(雇用)」にシフトしていると指摘。顧客を理解するには、顧客が何を成し遂げようとしているかに最注力しなければならない…

イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法 ナンシー・デュアルテ①

リーダーは人々の背中を押し続ける リーダーは未来を読み通しています。リーダーは既知の世界の端に立ち、「現状」と「次なる一手」の境界を見極め、トレンドを掴もうとします。リーダーはまた、他の人の未来を見通せるように取り計らいます。彼らが予想外の…

ポケモンGOが証明したVRではなくAR時代の到来

「ポケモンGO」の話題がすごいですね。ポケモンは今年20周年のタイミングもあり、また日本発のサービスが世界でヒットっていうところでTVやネットですごく取り上げられてます。 nlab.itmedia.co.jp ポケモンセンターオリジナル ぬいぐるみ マンスリーペアピ…

伝統工芸品の魅力⑨:有田焼400年の歴史

有田焼400年の歴史 渋谷ブンカムラに行ってみたら、有田焼400年の記念のイベントがやっていた。 人間国宝の柿右衛門先生や今右衛門先生から、宮内庁御用達の香蘭社、深川製磁まで多彩な窯元が出展していた。 日本の磁器の原点ここにあり!という顔ぶれだ。 …

舛添都知事は東京オリンピックのためにこうするべきだった

東京オリンピックに向けて 舛添氏の辞任の是非はあるだろうが、その引き金になった「外遊先のスイートルーム」「公用車」について、東京オリンピックを見据えて、こうすべきだったかなと思うことを書いてみる。 スイートルームではなくてエアビー インバウン…

美術手帖 2016年6月号③

東京のアートフェアが目指す姿とは? ミラノサローネ国際家具見本市を例に挙げると、あそこには圧倒的な集客力と発信力があるからこそ、企業やブランドも大きなエキシビジョンを企画して勝負に出ています。それに、メイン会場だけでなく街中の至る所にも展示…

美術手帖 2016年6月号②

複層的な世界を生き抜く 不確定の時代においては、予想に縛られるのではなく、自分の信じることをやるしかない。(省略) すべての現実の裏には別の現実があり、それは不可視であると同時に他者、異物、恐怖と捉えている。 ヒト・シュタイエルが本書で述べてい…

伝統工芸品の魅力⑧:金属加工の街が生み出すタンブラー

金属加工の街:新潟県 燕市&三条市 冷たいものをいれれば冷えやすく、熱いものをいれれば冷めにくい。 そんなチタンのタンブラーを作っているのが、新潟県燕市だ。 職人の高い技術で加工されている。近年は、そこにデザインが加わり、品薄状態だ。少しお値段…

WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社①

最近、頭がアート関連のことばかりになっていたので、WIRED編集長のお話を聴きにアークヒルズへ。 今月の特集は「Good Company いい会社-ビジネスとミッションは両立する」。 タイトルだけみると、"ソーシャルグッド"的なよくある話かなと思うけど、伝えたい…

Fast Company [US] June 2016 ①

今、世界で最もクリエイティブ なビジネスパーソン100人Fast Companyが毎年発表しているこのランキング。一昨年はアラブの世界で女性の地位向上を努めるサウジアラビアのリーマ王女、昨年はエボラの特効薬を開発を開発した大学教授が選ばれている。つまり、…

伝統工芸品の魅力⑦:着物をどのように広めるか?

着物をより身近に!先月、ホビーショーに行ったときに、着物の専門学校と伊勢丹がコラボレーションで、フッションショーを開催していた。専門学校生が自分でデザインした着物。今風というか、新しい風を感じた。なかなか、日常生活では着る機会はない着物。…

伝統工芸品の魅力⑥:会津塗を施したガラス

福島県:会津塗漆器としては、もしかしたら輪島塗の方が有名かもしれない。しかし、歴史的には輪島塗、津軽塗よりも早くから盛んだったのが、福島県の会津塗だ。それは、豊臣秀吉の時代まで遡る。この400年以上重ねた技術は漆器に留まら、様々なカタチで応用…

伝統工芸品の魅力⑤:磨かれたガラス江戸切子

美しく磨かれる職人技 カガミクリスタルでは、「刹那的場当たりの効果を狙う創造を忌み、真に価値のあるものを創造する精神を常に持つ」と各務鑛三が説いた“もの創りの心”をカガミクリスタルの心として、これからもたゆまぬ錬磨によって技能を深め、高度な…

伝統工芸品の魅力④:変幻自在のすずがみ

すずがみ まずはこちらの動画を観てほしい。 すずがみ 変幻自在に折り曲げたり、形作ったりしているのが、 高岡錫物を江戸時代からやってこられているシマタニ昇龍工房さんがつくられている"すずがみ"だ。 実際に実物を何度か触ったことがあるが、やわら…

伝統工芸品の魅力③ 高岡銅器のさりげない美しさが光るGuinomi Sake Cup

喜泉 Guinomi Sake Cup kisenでは金属の良さを自由に活かした品々をお届けします。美しさはもちろん、使い手の立場に立って凝らした工夫が「暮らし」に喜びを添えていく。そんな心地よいデザインのプロダクトを発表していきます。また、kisenのプロダクトの…

伝統工芸品の魅力②:品薄で入手困難!南部鉄器

生産が全く追いつかない 岩手県盛岡市の南部鉄器。今最も品薄な伝統工芸品と言ってもいいのではないか?色々とコンタクトをしているが、鉄瓶なんかはどこも品薄になっている。 南部鉄器 鉄瓶 新丸アラレ 2.2リットル T-2-5 出版社/メーカー: アサヒ メディア…

伝統工芸品の魅力①世界のアーティストが惚れたWashi

伝統工芸品を紹介 転職して、少し慣れてきたので最近のお仕事のご紹介及び伝統工芸品の魅力についてもブログに書いていきたい。 現在、きゃりーぱみゅぱみゅの芸能事務所アソビシステムさんとのコラボレーションで、伝統工芸及び日本文化の普及に取り組んで…

美術手帖 2016年6月号①

社会と関わるアートの実践私は人間のコミュニケーションや自己表現の力を信じ続けている。 アイ・ウェイウェイまぁしかし、このアートという業界は掴みどころがわからない。よくある2:6:2の法則に無理やり当てはめると、20% お金に余力があり、道楽で絵を描…

Quiet Power: The Secret Strengths of Introverts Susan Cain①

CONNECT AND LISTEN: Introverts specialize in forging deep personal relationships. We’re great listeners. Both of these traits can transform you into a powerful leader. When people see that you care about what they’re thinking and feeling, …

「病は気から」を科学する ジョー・マーチャント①

脳と体への新たなとりくみ個人の立場からすれば、本書で説明している科学が示しているのは、神秘的な儀式や技法を信じることではなく、多くの状況において、人には、心(意識と無意識)の力を利用することで自分の健康に影響を及ぼす能力があるということだ。…

新世代CEOの本棚 堀江貴文③

本に載っていない情報そのときは、意味がわからなかけど、あとから調べてみると、孫さんの「損して得とれ」の話につながっていくわけです。全部後付けですけど、メディアに恨まれるとこうなるんだ、ということが身にしみてわかった。これは表には出てこない…

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得①

真理のある場所世の中は白と黒ばかりではない。敵と味方ばかりでもない。その間にある中間地帯、グレーゾーンが一番広い。真理は常に「中間」にある。石原さんが「天才」を書いてからだろうか、田中角栄の功績や人間性に再注目されている。僕自身がもっとも…

ニュースで学べない日本経済 大前研一①

地方創生はイタリアから学べ「国破れて山河あり」ではないですが、イタリアの場合、国が破れても地方都市は生き生きしています。(省略) いろいろ見てきましたが、ほとんどすべてが1500億円の規模です。小さな村一つが世界を相手に1500億円のビジネスを生み出…

Pen(ペン) 2016年 5/15号 [いとしの歌謡曲。] 松本隆①

流行をあえて追いかけないそれは僕にはわからないけど、バイオリズムというか、自分の作家性と時代が合わないと思った時に、何が肝心かを考えて焦らないことなんだよね。時代とズレてるなと感じた時に必死にがんばっても、自分がすり減るだけなんだ。流石、…

未来から選ばれる働き方 神田昌典②

探してもワクワクする仕事は見つからないつまらない仕事を、面白くするのは、会社ではなく、あなたにしかできません。そして現実には、面白い仕事などなく、すべては、つまらない仕事をどう面白く考えるのかにつきます。 なんでこの仕事やっているんだ?って…

すべての男は消耗品である 村上龍①

「ゆっくり」ではなく「ぐずぐず」してるだけ朝から晩まで書類の束を抱えてウンウン唸りながら机に向かう、みたいな人は、単に仕事が遅いとか、仕事ができないだけで、ワーカホリックとは違う。美容院で、メンズ雑誌「ジョーカー」を読んでたら、作家村上龍…

新世代CEOの本棚 迫俊亮②

インプットの時代 このマザーハウスで悪戦苦闘した時期は、私にとってインプットの時代。「右脳の時代だ」と聞けばデザインスクールの門を叩いてデッサンを勉強し、グローバルな知識が必要だと思えば、毎週朝7時からイギリスの「エコノミスト」誌を読んで英…