SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

洋書

2016年に解決すべき最大の問題、増加する難民の子供たちに必要な教育は?

難民への教育はなぜ重要か? ウクライナやシリアの問題で近年急増する難民問題。ドイツやスウェーデンは、少子化問題の解決策の1つとして、難民の受入を行ってきた。しかし、数が多すぎて社会がついていかない。 様々な社会インフラが悲鳴をあげている。 例…

パリピによってクラブの灯りが消えていくTokyo…クラブカルチャーから再生したベルリンから学ぶ、多様性を育むために必要なこと

クラブはパリピによって衰退している Tomoさんのブログで根底に流れるPLURの精神を知ってから、僕はEDMが好きだ。クラブにも月一回くらいで通っている。そんなTomoさんは、年初に辛辣なコメントブログに書いている。 新年早々なんですが、日本ではEDMのイメ…

Fast Company 編集長が考える20 Lesson of Design (2/2)

Fast Company編集長が考えるデザイン関する教訓20 前半10個を紹介した後かなり時間が経ってしまった。まさか年を越してしまうとは。。。 shiko-plus.hatenadiary.jp 今さら、書くのもあれかと思ったがブログに書くことにした。なぜなら、デザインの重要性や…

2016年、ストリーミングミュージックは音楽業界にどのような影響を与えるのか?

Apple Music、LINE MUSIC、AWA 音楽業界に大きな変化があった2015年 レコード大賞や紅白歌合戦、年末の音楽番組はいつもと変わらない。しかし、2015年音楽業界は大きな変化があったと言っても過言ではない。 それは、定額制の音楽配信サービス(ストリーミン…

英Economist 2016 世界はこうなる -年末年始に世界を見渡そう

英Economistの2016年予想が日本語で読めるEconomistを読むのは、本当に大変な作業だ。記事の内容の深さ、求められる英語力全てが高い。よっぽどの英語力がない限りは、全て読むなんて不可能だ。僕自身の英語力では、今のところ週2割が限界。正直、読み込めて…

【告知】Fast Company創業者の伝説の1冊『魂を売らずに成功する』読書会 (1/11)

全米No.1ビジネス雑誌の編集長の卓越した見識と洞察を学ぶ2時間半 "Work is Personal. Computing is Social. Knowledge is Power. Break the Rules!" "仕事はよりパーソナルに、コンピューティングはよりソーシャルに、知識はより力を持つようになった、今こ…

Courier・Japonが会員制オンラインメディアに移行、紙雑誌はもう終わりなのか?

2016年4月から会員制のオンラインメディアに移行 クーリエ・ジャポンを初めて読んだのは確か大学生のとき。「世界はこんなに広がっているのか!」と衝撃を受けて、毎月発売を楽しみにしていた。 最近は、「自己啓発系に偏りすぎていること」「自分自身で新し…

インダストリー4.0 ドイツが先行するスマートな工場!日本で実現するために必要なこと

インダストリー4.0(ドイツ語ではIndustrie 4.0) は、ドイツ政府が推進する製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトであり、情報技術を駆使した製造業の革新の事を差す。 工業、特に製造業を高度にデジタル化する事により、製造業の様相を根本的に変え、…

革新的な仕組みはシリコンバレーから生まれる?今後世界に影響を与えるだろう"8つ"の新たな取り込み in 2015

マインドフルネスもシリコンバレーからはじまった 前回もブログに書いたが「マインドフルネス」という言葉が、今年はよく見かけた。 shiko-plus.hatenadiary.jp 元々はGoogleが会社の生産性を高めるためにスタートした取り組みで、その方法は世界中の企業の…

ディズニーがStar Warsにかけた「神話」という魔法-現代の神話作りに必要な3つの要素とは?

ついに公開されたStar Wars最新作 先週、12/18(金)に公開されたStar Warsの最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」 オープンニング週の興行収入が世界歴代1位となった。 *日本では妖怪ウォッチの方が観客動員数は上だったようだ。 www.afpbb.com 僕自身…

【開催レポート】Fast Company12月号読書会-FacebookとGoogleの違いとは?

Fast Company12月号読書会開催しました昨日、12/12(土)@恵比寿でFast Company12月号を使って、読書会を開催しました。参加いただいたのは4名英語コーチ、作家、フリーランス、編集者といった多様性のあるメンバーでした。次の時代を創る3人 Fast Companyは創…

どんな困難にも恐れず急成長!ノーベル平和賞から1年経ったマララ・ファンドが支援していること

MALALA STRIKES BACK: BEHIND THE SCENES OF HER FEARLESS, FAST-GROWING ORGANIZATION 引用元www.fastcompany.com Fast Company12月号の特集の1つ、マララ・ユスフザイ 。彼女の名前は、昨年のノーベル平和賞受賞で世界中に知れ渡った。 当時弱冠17歳。 そ…

教室のChromebookから学生のデータを監視?告発されたGoogleが考えるプライバシーの未来

GOOGLE ACCUSED OF COLLECTING DATA ON YOUNG STUDENTS' INTERNET ACTIVITY 引用元www.fastcompany.com An advocacy group has filed a complaint with the Federal Trade Commission that claims Google is collecting data about elementary and junior hi…

Big Magic :Creative Living Beyond Fear/Elizabeth Gilbert

Q: What is creativity? A: The relationship between a human being and the mysteries of inspiration. クリエイティブとは何か?人間とインスピレーションのミステリーの関連性のことをいう。 Big Magic: Creative Living Beyond Fear 作者: Elizabeth Gi…

ロボットの脅威:人の仕事がなくなる日/Rise of the Robots: Technology and the Threat of a Jobless Future

教育やスキルをさらに身につけることは、将来に起こる雇用の自動化からの効果的な盾に必ずしもならない ロボットの脅威 ―人の仕事がなくなる日 作者: マーティン・フォード,松本剛史 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2015/10/22 メディア: 単行…

Thinkers50 2015発表!今、世界で影響を与える思想家とは?

2年に一度、発表されるThinkers 50。 これは世界で最も影響力のある経営思想家を決めるランキングだ。 このランキングにランクインしている著者の本は、まず間違いはない。 2011年、2013年は『イノベーションのジレンマ』で有名なHBSのクリステンセン氏がNo…

Risng Strong: The Reckoning.The Rumble.The Revolution.

TED Talk570万回再生「恥について考えましょう」ブレネーブラウン最新作 ある周期で極端に「だるさ」と感じるときがある。「だるい」っていうよりも、自分の力の無さ痛感し、抜け殻になっているような状態だ。 「もっとできるはずと鼓舞する自分」と「所詮こ…

【開催レポート】Fast Company11月号読書会-生産性を上げるために必要なこととは?

Fast Company11月号を使って、読書会を開催しました。 本日は3名の方にご参加頂きました。 うち2名は遠方(北海道、静岡)からお越し頂き、主催側としてとても嬉しかったです。 Fast Company読書会の目的 最新のビジネスモデルを学ぶこと そして学んだことを明…

Design to Grow の翻訳 「100年企業の問題解決術」から考える良い翻訳とは何か?

「デザインについて何かいい本はない?」って聞かれたら、この本を推薦していた。 shiko-plus.hatenadiary.jp コカコーラのデザインを担当していたDavid Butlerが、「なぜ良いデザインが必要なのか?」という問いに、わかりやすく答えてくれているからだ。 2…

1日に20ミーティングをこなす、Googleのマーケティングエグゼクティブが生産性を高めるためにやっている5つのこと

Fast Company11月の特集は生産性。世界で活躍している一流の人々特集されている。その中でも注目すべきなのが、Google GlobalMarktingの統括者であるLorraine Twohill氏。彼女は1日に20のミーティングをこなす敏腕だと言われているが、どのように生産性の高…

【告知】Fast Company 11月号 読書会 (11/07) @恵比寿

11月号テーマは"Productive(生産性)" !今の仕事をよりスマートに! 全米No.1のビジネス雑誌Fast Companyから学ぶ2時間半の読書会! 今年2月に第一回を開催したFast Company読書会。 2014年全米で最もエクセレントと称されたFast Companyという雑誌を使い、 …

【開催レポート】Fast Company10月号読書会

FastCompany10月号を使って、読書会をしました。マーケティングコンサルタント、俳優、プランナー、経営者といった多様な方々にご参加頂きました。 FastCompany10月号の表紙は、UberのKretchmer CEO!! 日本ではTaxi業界の黒船として認知されているUberですが…

【告知】Fast Company読書会10月号(10/12開催)

海外の最新ビジネスから、デザインとイノベーションの関係を学ぶ二時間半!どうすれば、デザインをビジネスに活かすことができるのか? ビジネスの世界において、「デザイン」を考えることは必要不可欠になってきました。 ニューヨーク近代美術館のパオラ氏…

Fast Company 編集長が考える20 Lesson of Design (1/2)

Fast Companyには3つの特徴がある。Most innovative companiesMost creative people in businessMaster of Designこれまで、Innovation及びCreativityについては、時代のトレンドを体系的に20のLessonにまとめてきた。創刊20周年にあたる今年は、Designに関…

Insight Out: Get Ideas Out of Your Head and Into the World

スタンフォード大学集中講義の続編 「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」 「未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II」 で有名なスタンフォード大学ティナ・シーリング氏。 全米の起業家スクールで…

Google Carの開発者が今最も注力していること

Googleが開発中の自動運転車のパイオニア The Economistで今注目すべき人物が特集されていた。 その人物は、セバスチャン・スラン(Sebastian Thrun)氏。 www.economist.com 本記事の副題はこうだ。 Sebastian Thrun: The pioneer of Google’s autonomous c…

なぜ原書を読むべきなのか?クーリエ・ジャポンを読んで思ったこと

クーリエ・ジャポンという雑誌がある。 海外のメディアから面白い情報をキュレートしており、日本でも人気のある雑誌の1つ。 今週のクーリエ・ジャポンの特集の1つが『世界を変える革新的企業』 そう、元ネタはFast Company3月号のMost Creative Companies …

なぜ、Converseは100年続けたブランドを"今"捨てたのか?

米老舗シューズブランドが決断した選択 街でオシャレな人をみかけると、必ずと言っていいほど"いい靴"を履いている。 "オシャレは足ともから"と言われるように、一見目につかない足元をおろそかにすると、一気にその格好がダサくなる。 そのため、靴には機能…

魂を売らずに成功する:Fast Companyを立ち上げたアラン・ウェバーが語る、飛躍するためのルール52

卓越した編集者として見識・洞察が纏められた1冊米国のビジネス誌の中で、最も早く成長を成し遂げたと言われている雑誌、Fast Company。従来のビジネス雑誌の枠を超え、革新的な企業やクリエイティブな人物をいち早く特集しているのが特徴だ。その革新的なコ…

【読書会告知】Fast Company 9/5(土) サウジアラビアの王女から学ぶ「過去のイデオロギー」に挑戦すること

136ヶ国中105位 これは2013年に世界経済フォーラムが発表した「男女格差報告」における日本の順位。これに危機感を感じた日本政府は、「女性の活躍」を成長戦略の1つに位置づけています。 しかし、まだまだ道半ばというのが現状でしょう。なぜなら男性視点か…