SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!ダニエル・ピンク②

疑問文形式のセルフトーク 自らに訊ねる。「この人たちの心を動かすことができるだろうか?」(省略)その質問に答えることー率直に、文字にして。質問に対する答えがイエスの理由を五つ書き出す。その理由から、任務遂行に必要となる効果的な戦略に気づいて、…

未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ リンダ・グラットン①

思いやりの重要性を理解する人間とは思いやりを持って協力し合えるものであると経営陣が信じていれば、その前提に基づいて経営していく可能性が高い。2週間経って、営業マンとして話せるようになってきた。周りからみても、新人レベルは脱したと思う。けど、…

ガー・レイノルズ シンプルプレゼン①

日本人から学んだ「裸の付き合い」自然体で話すヒントを、私は日本人から学びました。それが「裸の付き合い」という言葉です。(省略) 日本は縦社会だが、「裸になれば、全員が同じ立場になり、人間関係の垣根が取り払われる」と。営業職について2週間に経と…

ストーリー・ウォーズ ― マーケティング界の新たなる希望 ジョナ・サックス①

マーケティングとは物語をつくることマーケッターは現代の神話の作り手であり、新たな解説と意義と物語と儀式を提示することによって、未来をかたちづくることができるこれ以上のライフワークは私には想像できない。営業にもあてはまる話だと思う。もちろん…

いのちを纏う―色・織・きものの思想 志村ふくみ①

形見分けきものは魂の依代です。(省略) だからそれを最もよく表しているのが、日本語の「形見」という言葉。その人が着ていたきものはこの人の魂の依代だから、その方が死んだ時に、その方を愛する方たち、その方の親しかった方、その方に連なる方にお分けし…

クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK! "君がつくり上げるもの"を世界に知ってもらうために オースティン・クレオン②

また帰って来られるように一旦去る 現実的には、仕事を丸一年間も離れられるほど、自由気ままに生きられる人はほとんどいない。幸い、実質的な充電期間を取ることなら誰でもできる。1日1回、週1回、または月1回、仕事から完全に離れる時間を設けるのだ。 作…

魯山人陶説 北大路魯山人①

至高の美とは?自然は芸術の極致であり、美の最高である。美味しんぼの海原雄山のモデルとなった人物である魯山人。カタチや表面上の形式には美は存在しない、その作品にある魂や精神にこそ美は存在すると述べている。では、魂や精神とは何か?それは、自分…

コンヴィヴィアリティのための道具 イヴァンイリイチ①

崩壊から混沌へ管理が弱体化すると、管理するのに慣れたものたちは新たに同盟者を求めねばならない。経済と産業が弱体化した大恐慌の状態では、体制側は組織労働者なしにやっていくことはできなかったし、そういうわけで組織労働者は体制内で権力のわけまえ…

芸術を創る脳: 美・言語・人間性をめぐる対話①

芸術の役割 芸術は、何も人がびっくりするようなことではなくて、皆が忘れてしまっていること、忘れているけれども人々が必要とすることを提案できるかどうかで真価が問われるのです。 日本画の千住博先生は、本書でこう述べている。発展している都市は、必…

コ・イノベーション経営: 価値共創の未来に向けて C・K・プラハラード②

競争環境の急変への対応 本当に求められるのは、業務プロセスに絶えず注意を払い、必要に応じて修正を加えていく能力だ。結果として標準化が望ましいとの判断に至る場合もあるだろうが、標準化そのものを目標にするのは意味はない。 前職で業務プロセスの標…

シンクロニシティ―未来をつくるリーダーシップ ジョセフ・ジャウォースキー①

自由私は、私らしくある自由を、最高の自我である自由を持たなければならないことを知っていたし、それを心から望むなら道を阻むものはないということも知っていた。その自由は、見つけたいと思うあらゆる人のためにそこにある。見つける方法は、意識のレベ…

美術手帖 2016年 1月号 ①

日本画とは何か?ただ技術的なことではなく、外交や政治といったものを含んだ概念として「日本画」は創出された。(省略) 日本画か洋画かを位置づけるのは、一人の画家の想いや考え方ではなく、社会だった。正直なところ、アートに仕事をしているにも関わらず…

マインクラフト 革命的ゲームの真実 ダニエル・ゴールドベリ①

大きくなるコミュニティ原則的にマインクラフトが提供しているのは、社会的な体験なのです。みんなでワイワイとやる、ひとつの活動なのです。フェイスブックがインターネット上のレクリエーション公園だとしたら、マインクラフトはデジタルなサッカー上です…

プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える アネット・シモンズ①

抵抗派、無関心派、無気力派を動かすストーリーは、リスクの高い局面で人を動かすときに際立った強みを発揮する。「負ける」ことが ぜったいにないからだ。もちろん、成功する保証はない。しかし、ストーリーは対立の力学の枠外にあるので、「負ける」ことは…

Casa BRUTUS特別編集 長く使いたい暮らしの道具①

日本の工芸の現在の地点とその未来ヨーロッパのスーパーブランド、それこそエルメスは1万人の社員のうち4000人が職人です。彼らは職人のすべてを養っていますが、日本ではそこまでできない。それを解決するにはまず、目に見える成功が必要なんです。こう語る…

ビジネスモデル・イノベーション ブレークスルーを起こすフレームワーク10 ラリー・キーリー①

イノベーションについて考え直すイノベーションとは、持続可能な新しいオファリングを生み出すことである。イノベーションは発明という観点だけで捉えてはならない。顧客は何を求めているのか?協力パートナーとの関係性は適切か?持続的な採算はあるかなど…

コ・イノベーション経営: 価値共創の未来に向けて C・K・プラハラード①

消費者と企業は、深い関わり合いを持ちながら価値を創設する成長に火をつけ、革新性を発揮するには、従来とは全く異なった発想が求められる。(省略) これからの経済下では、パーソナル化された共創経験を核にして競争が展開し、消費者ごとにユニークな経験が…

ザ・プレゼンテーション ナンシー・デュアルテ①

心で感じた世界を表現する聴衆に心を開いてほしければ、あなた自身をあなたらしくいて、本当の自分をみせ、謙虚に自分の心をさらけだしましょう。透明になるのです。(省略) 透明になれば自分を売り込みたいという欲がどこかにいってしまい、アイデアが集まり…

人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する! ダニエル・ピンク①

オファーを聞く「オファーはあらゆる形態と規模でもたらされます」とサリットは説明する。ただし、それを聞く唯一の方法は、自分の聴き方を変えることと、相手に対する反応の仕方を変えることでしかない。不思議なことに直接言葉を発していなくても、人は何…

クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK! "君がつくり上げるもの"を世界に知ってもらうために ①

「作品は語る」はウソ君が自分の作品をどう語るかによって、人々の作品の感じ方や作品の理解のしかたに大きな影響がでる。そして、人々の感じ方や作品に対する理解のしかたは、その作品の評価に影響するのだ。いい仕事をすれば、いい評価を得られるのではな…

博報堂デザインのブランディング: 思考のデザインとカタチのデザイン 永井一史

正しいだけでは、人の気持ちは動かない博報堂や電通、大手広告代理店をのイメージは、クリエイティブな仕事をしててカッコいいなぁって感じ。実際に、モテるだろうしね。僕たちが自然と目していたTVCMや駅の巨大広告は、そんな彼らのクリエイティブな仕事か…

朝型勤務がダメな理由 あなたの睡眠を改善する最新知識 三島和夫

朝型は正義で、夜型は悪なのか?前のプロジェクトは、お客様の勤怠に合わせて、8時出社だった。ドアツードアで1時間くらいの通勤なので、7時前に起きれば良いだけの話。だけど、残業なので遅く帰宅すると翌朝正直しんどかった。(超忙しいときは、こっそり近…

IKEAが売るのは家具ではない、ライフスタイルだいう話

イケアのビジョンとビジネス理念 イケアのビジョンは「より快適な毎日を、より多くの方々に」。優れたデザインと機能性を兼ねそなえたホームファニッシング製品を幅広く取りそろえ、より多くの方々にご購入いただけるよう出来る限り手ごろな価格でご提供する…

きゃりーぱみゅぱみゅ 新CMからみるコカ・コーラのマーケティング戦略

消費者に求められているのは「感動」 このCM泣けるそして久しぶりのシングルが発売されます!!!ひゅー! https://t.co/QAOB7g5FNN— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) 2016年3月21日 来月発売きゃりーぱみゅぱみゅの新曲「最&高」 コカ・コーラの新CMに起…

新しい仕事は日本文化を世界へ!趣味として嗜んでいたミーハーな僕がそれを仕事すると決めた3つの理由

4月から始まる新たな挑戦 昨日付けで退職し、新しい環境で働く決断をした。今日は、4月からの方向性について書きたい。もちろん、まだ働いていないので想像の世界のお話になる。だけど半年後、1年後、3年後に振り返った時に、自分にとって刺激になるように…

現代アートの本当の楽しみ方―表現の可能性を見つけにいこう

どのようにアートを楽しむのか? アートの鑑賞する際出てくる言葉「感受性」。一般的には、対象の要素を汲み取る力と言われている。 そう、僕が考えるアート一番興味深いところが、この感受性磨かれるところだ。 わからないなりに、作品と向き合い、感じたこ…

ワークライフバランスを重視していた僕が、仕事とそれ以外を統合するために転職を決めた3つのプロセス

人生の転機:転職新卒で入社してからの約5年間、IT関連のコンサル会社で働いていた。その会社も本日が最終日。今の会社を辞めて、4月から新しい環境で働くことにした。自分にとって、1つ大きな決断であったため、素直に考えをまとめておきたい。何となく時間…

マネーの虎で出資:世界一のパスタ屋「ラパットーラ」のクオリティ

世界一のパスタ もう何十年も前だろうか、マネーの虎でひばりプロダクションの加藤社長から出資を受けて、当時無職だった立花さんが開業した「ラパットーラ」。 番組では、世界一のパスタ、つまりお客様に最高のサービスを行うパスタを主張していた。 世界一…

「危機感」を持つ人が生き残るという意味を「シンプルに考える 著者 森川 亮」を読んで考えた

危機感を持つということ 森川 危機感は、新しいものを生み出したり、組織や制度の変化をうながす大きな要因になりますよね。だから、僕にとって危機感は、ある意味で「味方」なんです。 出井伸之氏×森川亮氏 特別対談(下)ヒリヒリした「危機感」をもつ人が…

ピクサー展 アートとテクノロジーの融合に成功した30年の軌跡

ピクサーの凄さがわかる 現在、清澄白河にある東京都現代美術館で展示されている「ピクサー展」に行ってきた。 トイ・ストーリー3の監督であるリーアンクリッチ氏はこう述べている。 私たちの映画は高度なテクノロジーで作られているが、その核にあるのが、…