"はやぶさ2"だけじゃない、過去と未来を繋ぐJAXAの挑戦
はやぶさ2が打ち上げられ、もうすぐ2週間!パブリックビューイングされたほど盛りがっていた熱も冷めつつある中、
宇宙航空開発機構(JAXA)シニアフェロ-川口淳一郎 氏(小惑星探査機「はやぶさ」元プロジェクトマネージャー)の講演会に先週行ってきました。
テーマは「はやぶさから伝えたい、創る力の育て方」
川口氏のメッセージは、
「大きな塔をまず立てなければ、新たな水平線をみることはできない」
合理性の追求が進み、失敗が許されずに全てに必要条件が求められるような社会で、
もっと可能性が未知なものへのチャレンジする意欲と好奇心を持たないといけない!
才能は有限、努力は無限、新しい発見は、しめされたみちからは生まれない!
さすがはやぶさプロジェクトに責任者、
実は高校生に向けれたメッセージでしたが笑
今の自分には十分すぎるお言葉でした!
しかし、はやぶさ2による”宇宙ブーム”とよばれるように、
その熱はすぐに冷めてしまいそうです・・
一般の我々にとって宇宙とはまだまだ遠い存在、
事業仕分けでもなんか色々言われてたし・・・
しかし、未知なものに挑戦するJAXA!!
実は、はやぶさ2の裏で
宇宙と 伝統的な文化を繋ぐ挑戦
をやっている!
オムロン基金研究プロジェクト(「友禅宇宙キモノ」による伝統産業の新たな地平の創出)|同志社大学大学院ビジネス研究科プロジェクトサイト|同志社大学大学院 ビジネス研究科
このプロジェクトは、宇宙で桜が舞うとどのような動きをするのかという研究と、
宇宙での桜の舞を友禅染めの模様にした着物を造るという、地上だけでは決して生まれない作品への挑戦です!
これぞまさに、思考のブレークスルーですね笑
この活動を知った六本木アートカレッジで同志社大学の村山教授は、こうおっしゃってました。
"宇宙に触れるといかに人間が自然の一部であるかがわかる。人間は自分たちの生み出した技術を過信しすぎているのではないか?
これからのものづくりは、自然との調和するかがとても重要な鍵であり、日本のメーカーは、我々がこれまで培ってきた伝統とその心をもう一度取り戻さなければならない"