SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

もしも、収支を一切管理していない僕が「お金を整える」を読んだら

収支を管理できない楽観主義者

自慢にならないことを承知で言うが、お金の管理については一切できていない。
家計簿なんてつけていない。財布にお金がなくなったら引き出すの繰り返し。
給料日の後に口座をみると、なんか増えているなぁと思い、そして次引き出すときはなんか減ってるなぁという感覚。
カードとかで色々差し控えているんだろうけど、全然わからん状態。

めっちゃ稼いでいるのであれば、まだマシなんだろうけどもちろん一般的な給料。
なので、貯金なんて微々たるもの。結婚の予定もないし、まぁいいかという感覚だ。
それ以上に、使用するお金に制限をかけるをことが、僕にとって最大のストレスだったのだ。

お金を整える必要が出てきた

しかし、来月から諸事情により、節約が必要となった。(理由は後日ブログに記載予定。)
頭では節約しなくては!と思っているのだけど、心が嫌だと叫んでいる。
使いたい、使いたい、使いたいと欲望に駆り立てられる。もはや病気の域だ。

そこで、勧められたのがこの本。「お金を整える」だ。
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この本のコンセプトは、シンプルだ。 
心が乱れているとお金の使い方も乱れるということ
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付け魔法」のように、まずはマインドを整えることの大切さをとき、実践するための方法が多数書いてある。
食費は全体の収支の何パーセントといった計算は一切載っていない。
7つあるお金の通り道を綺麗に整えるだけなのだ。

中には、そうそう私もこれをやっているというのもあるかもしれない。
しかし、僕が読んだ限り自分が実践しているものは何一つなかった。
お金の管理については、楽観主義者なので当然だ。
もちろん、これを読み終わったとき、いかに自分の心が乱れていているのかがよくわかった。
けど、読み終わったときの感想は、「やりたくない」だった。
それほど、僕の心は汚れきっていたのだ。
喫煙者に禁煙を求められて、わかっているけど無理というような依存症レベルになっていたのだ。

マネーコンサルタントに教わった、たった1つのこと

こんなどうしようもない僕ですが、一筋の光が射している。
著者の市居さんにお会いするご縁があり、直接アドバイス頂けたのだ。
どうしてこのような理解できない行動を取ってしまうのか?
その原因は、p.49を読んでくださいということ。
「お財布にお金を入れてはいけない」という考えが生まれるのは、「お金はすぐになくなるもの」と思っているからです。お財布のなかのお金は、手にした途端に使ってなくなるものと感じている。(略) つまり、「お財布=危険な場所」になってしまっているのです。
なるほど、確かに財布に入っているお金は使う前提で入れている。だから、すぐになくなってしまう。
けど、どうすればいいのか?何から始めればいいのか?
とりあえず15万円を一回で引き出してください。
引き出すタイミングを月一にすることだが、、、
依存症の拒否反応が生じはじめる、、、
けど逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメという精神で銀行に行く。
15万円引き出した。
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なぜかわからないが、非常に落ち着く。
安心感ということなのだろうか、いま財布に入っているこのお金たちを大事にしたいと思うようになった。(難しい言葉で言うと認知が変わったということかと。)

ちなみに、カードケースに三つ折りして1万円を入れているのも、この本で書かれているテクニック。
お金の使い方に悩みを持っている人にとっては、最高の実践書。
数年後、この本のおかげで、お金の価値観変わったと言える1冊だ。。

お金を整える

お金を整える

人生がときめく片づけの魔法

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