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SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

サーバントであれ―奉仕して導く、リーダーの生き方 ロバート・K・グリーンリーフ

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リーダーとして、『導く』

サーバントリーダーは、第一にサーバント(奉仕者)である。はじめに、奉仕したいという気持ちが自然に湧き起こる。次いで、意識的に行う選択によって、導きたいと強く望むようになる。(中略) しっかり奉仕できているかどうかを判断するには、次のように問うのが最もよい。奉仕を受ける人たちが、人として成長しているか。奉仕を受けている間に、より健康的に、聡明に、自由に、自主的になり、みずからもサーバントになる可能性が高まっているか。
こう述べているのは、リーダーシップの権威であるグリーンリーフ氏だ。
その彼の最新作が先月英治出版から発売された。
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奉仕するリーダー、サーバントリーダーシップの考え方を学べる1冊だが、
本書での裏テーマは、全体と個人のバランスをどのように実現するかだと感じた。

どういうことか?
グリーンリーフ氏が言うように、誰もが他人に尽くし、尽くされた人はまた誰かのために尽くす。
そんな社会が成り立てば、世界はより良く進んでいくだろう。
多くの人も、そのことを望んでいるし、人のために役立ちたいと思っているだろう。

しかし、世の中はそう上手くできていない。
貧富の格差、紛争、暴力、妬み、嫉妬がある今の世の中は平等な社会とはとても言い難いだろう。
このような状況下では、いくら奉仕の心を持っていたとしても、その正反対の選択をする方がメリットになることもある。
そう、正しい方向に導くにではなく、ただ目の前のことが円滑に進むことを優先してしまうのだ。

そこには、「解放のビジョン」を与える必要があるが、ここが難しいとグリーンリーフは指摘する。
つまり、新しいビジョンを持つ勇気がなかったり、説得性に乏しく道半ばで絶えることが多いということだ。
そのため、グリーンリーフ氏にとっては以下のことが重要だという。
  1. この世界によってもたらされる経験に集中する。
  2. その経験にかかわる人々を受け容れ、彼らの心を動かすものを理解しようとする。
  3. 得も言われぬ神秘を、まず畏れ敬い、そして受け入れる。そうした神秘は、人間的動機に対する理解の源を覆い隠してしまうが、ビジョンへの繋がっている。
  4. ひらめきによってもたらされるものを何でも進んで受け取り、それに基づいて行動する。
難しすぎて、よくわからないですね。。。僕がまだそのレベルの領域に足を踏み入れていないということかもしれませんが、、、僕なりに噛み砕くとこうなりました。

  1. 世の中には、雑念が多すぎる。今自分の周りに生じている経験を把握せよ
  2. 把握した上で、何が本質であるかを考えよ
  3. 考えた結果、それが望む/望まないを問わずにまずは敬意を示して、受け入れてみる。そうしてみると、次にするべき道に光がさす。
  4. その光に従って、とにかく行動せよ。
この本を読んでいると、「新たな夢が必要である。」「夢を先延ばししていないか」といった言葉が多く使われている。
それほど、現実の世の中にいると「夢」を失ったり、忘れたりしているのだ。

  • 夢はないけど、自分勝手のリーダー
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  • 夢もあり、奉仕もできるリーダー
あなたはどのリーダーと働きたいか?どのリーダーになりたいのか?
夢もあり、奉仕もできるリーダーになることを望むなら、この難解書にチャレンジすることをオススメする。

サーバントであれ――奉仕して導く、リーダーの生き方

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サーバントリーダーシップ

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