SHIKOの道

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The Economistはポケモン20周年をどのように報じたのか?

ポケモン20周年

僕が小学生のときに、大ブームとなっていたのが、「ポケモン」だ。僕はブルー版を持っていた。
ポケモン」をやっていないと、みんなの会話についていけなかったため、親にねだって買って貰った記憶がある。
ポケモン」を手に入れてからは、遊ぶ友達が格段に増えた。
当時は、赤外線通信なんてできないから、通信ケーブルを持っている人が「神」だった。
なぜなら、通信ケーブルがないと、151匹のポケモンを集められないからだ。
レッド版、グリーン版それぞれにしかいないポケモンがいるため、攻略しようとすると他人の力がいる。
通信ケーブル求めて、友達を訪ねまくった記憶がある。当時は、それが「旅」の疑似体験だったのだと思う。
そんなポケモンも20周年。今では、世界大会が開かれるほど、世界中に広がっている。
イギリスのエコノミストでも、ポケモン20周年をコラムにしている。一部抜粋して紹介する。
Pokémon’s 20th anniversary The legacy of Pokémon for millennials

www.economist.com

Mr Satoshi’s imaginative world toes the line of many modern mythmakers; underpinning the animation is his childhood love of collecting insects, blended with Japan’s technological innovation.

ポケモンの生みの親である田尻智さん創造力の世界は、多くの現代神話に基づいている。すなわち、アニメーションが、彼が子供の頃に大好きだった昆虫採集であったり、日本のテクノロジカルなイノベーションと融合していることが、彼のイマジネーションを支えている。

Pokémon is a Darwinian tale of observation, collection and recording with Buddhist mind-set, featuring a protagonist sporting denim jeans with a sense of adventure akin to a wandering Sufi.

放浪するスーフィ教徒に似た冒険心を持ったジーンズを履いた主人公に注目すると、ポケモンは、ブッダマインドセットによる観察・収集・記録に関連するダーウィンの話なのだ。(難しすぎて、訳きれていない…)

With the exception of Star Wars, no multinational saga on the small or big screen comes close to this level of spirituality.
スターウォーズに匹敵するほど、ポケモンは多様性のある世界の話なのだ。
(この文をみると、全文は如何に多様性のある世界観なのかということを言いたいのかな..)
Pokémon’s crown as the ultimate in children’s entertainment is clear enough; more than 277m games sold, over 21.5 billion trading cards printed in 10 languages, 17 feature films and $57.65 billion in revenue as of 2015.

2億7700万のゲームが売れ、215億枚カードが10ヶ国語で販売され、17本の映画が公開、2015年だけでも576億ドル以上の収益があった。(凄すぎ)

ポケモン世代の僕らは、どの世代よりも仲間を集めて、多様性のある世界うぃ実現するのが得意なはずだ。時には仲間同志で戦い、競争するが、最終的にみている世界は「繋がり」だと思う。

世界大会が開かれているのが、その兆しなのかもしれない。

※昔は裏技でしか、登場しなかったミュウが、Amazonの特典になっているのが時代を感じる 笑