コ・イノベーション経営: 価値共創の未来に向けて C・K・プラハラード②
競争環境の急変への対応
本当に求められるのは、業務プロセスに絶えず注意を払い、必要に応じて修正を加えていく能力だ。結果として標準化が望ましいとの判断に至る場合もあるだろうが、標準化そのものを目標にするのは意味はない。
前職で業務プロセスの標準化をやっていたので耳が痛い。そう、標準化はゴールではないのである。
プロジェクトのスタートも標準化を通して、実現したいことがあったはずなのに、いつの間にか標準化そのものゴールとなって形骸化してしまうことがあった。
Next Action
大事なことは、経営資源に見える化と状況に応じて、その資源の組み替えをできるアジリティだと指摘している。組み替えができるようにするには、ある一定のモジュール化による統合が必要であろう。スタートアップして間もない環境なので、前職の経験を少しでも還元したい。
・前回の読書