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SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

芸術を創る脳: 美・言語・人間性をめぐる対話①

芸術の役割
芸術は、何も人がびっくりするようなことではなくて、皆が忘れてしまっていること、忘れているけれども人々が必要とすることを提案できるかどうかで真価が問われるのです。
日本画千住博先生は、本書でこう述べている。発展している都市は、必ずといっていいほどアートに力を入れている。ニューヨーク、パリ、ロンドンはもちろん、近年だとドバイやドーハなど中東の国もアートに力を入れている。そういった国は、やはり本質的に必要な価値を創り出す空間や場となっていると思う。
 
Next Action
美術館にいって、ただ作品の美しさに触れるにではなく、その背景の価値に目を向ける。
 
おまけ
先日、書道家の岡西祐奈先生の個展を訪れました。(半分仕事の為、写真はなしです)
美しく、素晴らしい作品が飾られたギャラリーは、岡西先生の世界観が広がった素敵な空間でした。
「心」の字は、ベートーベンの名言
純粋な心だけが、美味しいスープを作る
から、インスピレーションを受けられた作品。

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引用元 岡西祐奈 ブログ

http://ameblo.jp/okanishi-yuuna/page-2.html

前半三画は、人間のネガティヴな心の部分を表現し、そのネガティヴな感情から絞り出した人間の心の美しさを最後の一画に込めたそうです。
ぜひ、実際に観て欲しい作品です。12日まで池袋西武本店の6Fギャラリーで開催されています。
僕は、そこから文字の1つ1つが持つ表現の力の可能性を再確認させて頂きました。
文字は「書く」ものから「打つ」ものに変わった現代。何か大切なことを忘れていたのかもしれませんね。