9日間で50万人動員、映画バクマンは想像以上のハイクオリティだった(ネタバレはたぶんなし)
原作のクオリティの高さがそのまま映画になった
今、話題となっている映画、バクマン
原作は大場つぐみ
大ヒットしたデスノート、この人のストーリーは読んでいるうちにあっという間に惹き込まれる。
バクマンもそのような漫画だ。
主人公のサイコーとシュージン、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家。
サイコーの叔父は、かつてジャンプに連載を持ち、打ち切りの過労で他界した川口たろう。
たろうの仕事場を受け継ぎ、漫画家への道を歩み始める、
同年代のライバル新妻エイジの対決、
「主流ではない邪道で勝負する」をコンセプトに我が道を求める二人の熱意と葛藤、
ジャンプの正道がドラゴンボール、やワンピースならば漫画家をテーマにするという一見邪道なんだけど、少年ジャンプの努力、友情、勝利の魅力がみっちりと描かれた作品だ。
映画をみて一番の感想は、「リアルだった」
ストーリーは原作を踏襲しつつも、異なる。こういう場合、原作の方が良かったということが多い。
しかしさすが、大根監督。たった2時間の時間に、バクマンの魅力を詰め込んでいる。
佐藤健、神木隆之介が高校生として冒頭の画面に出てきたとき、正直大丈夫か?と思った。(小松菜奈は可愛かった。)
しかし、全くの杞憂だった。
スピード感ある展開、実際のジャンプ編集者も認めるほどのリアルな空間。
個人的には編集長役のリリーフランキー、川口たろう役の宮藤官九郎の演技が素晴らしかった。
特にクドカンの川口たろうはリアルだった。川口たろうなんていう架空の人物が、そこにいるかのような自然な演技だった。
ほんとあっという間の2時間。
夢を追うために必要なこと、子供のときにジャンプから学んだ努力、友情、勝利という言葉が自分の胸に突き刺さった。
やっぱり、少年の心はいくつになっても胸を熱くする。
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