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SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

世界一の朝食「ビルズ」の仕掛人、中村貞裕氏から学ぶ"ブーム"の起こし方

株式会社トランジットジェネラルオフィス 代表取締役社長 中村貞裕氏

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彼こそ、今の流行のヒットメーカーだ。
世界一の朝食「ビルズ」、表参道のチョコレートバー「マックスブレナー」

どれも大行列を作る人気店、それを日本に持ち込んだのが中村氏だ。
 
六本木のアカデミーヒルズで開催されたアートカレッジ。
そのオープンニングトークで中村氏の話を聞く事ができた。

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なぜ、中村氏のプロデュースは成功するのか?
僕が印象に残ったのは、ポイントは2つ
  • 膨大なインプットとアウトプットの速さ
  • さざ波からビックウェーブを作る
膨大なインプットとアウトプットの速さ
アートカレッジのテーマの1つはどのようにアイデアが生まれるのか?
中村氏がこだわっているのが、情報のインプットとアウトプット。
まず、インプットは幅広い。
例えば、多様な雑誌を隅から隅まで真剣に目を通すという。
単に知識や流行をインプットするのではない。
これはメディア戦略で、今何をすれば特集されるのか?という視点で見るのだという。
ペット、おしゃれカフェ、美人店員、オススメの〇〇
雑誌に取り上げられる切り口は多種多様だ。
この切り口の引き出しを多く貯めておくことで、スタートとするときに全方位的にPR戦略をとる事が可能だという。
 
そして、大事なのはアウトプットの速さ。SNSや口コミなんでもいい。
すぐにアウトプットする事で、いい情報が周りからやってくる環境を作り上げるという。
トップであることは必ずしも必要ないが、先頭から3番目くらいのトップ集団にいる事は重要。
でないと、チャンスは回ってこないのだ。
 
さざ波からビックウェーブを作る
インプット、アウトプット術は確かに大事だ。
だけど、これだけではヒットプロデュースを立て続けにするには物足りない。
僕が最も中村氏から学んだことは、彼の包括的な巻き込み力だ。
 
どんなに流行っていても、時が経つと忘れられてしまうものがある。
忘れられないために何をするべきか?
それがブームからライフスタイルを作るということ

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例えばユニクロファストファッションという手軽なショッピングスタイルを日本で切り開いた。
ZARA、GAP、H&M、今では様々なファストファッションブランドが日本に溢れている。
ファストファッションそのものが、私たちの生活により身近なものになっているのだ。
そう、ライバルも含めて1つの巨大なムーブメントとして巻き込むことで、
「1つ1つの影響力は小さくとも、それらが集まることでライフスタイルを変えるほどの影響力を与えることができる」

この発想が中村氏の考え方だ。

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例えば、パンケーキブームの先駆けと言われる「ビルズ」
取材を受けたときは、他店のパンケーキの話もよくしていたという。
それにより、パンケーキ流行っているよね?という空気感を作り出している。
どんどんアウトプットするべきという考えだけでなく、
何より他人には真似されない、自分にしかできないものを作り出せるという自信を感じた。

今後の展開は?

「日本初上陸」というコンセプトは来年が恐らくピーク、この次を考えないといけないと言いつつ、
そのときに良いと思ったことをやりたいという中村氏。
東京を良くすることで日本を良くする、ホットトウキョーということをテーマにしているそうだ。

東京が ニューヨーク、ロンドンと並ぶ世界トップ都市であり続けるために、新しいライフスタイルを開拓中。今後が楽しみだ。

中村貞裕式 ミーハー仕事術

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ビル・グレンジャーのシークレットレシピ (単行本)

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