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SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

他の国を理解すること
レッテルを張ることは僕は嫌いだ。
ここでいうレッテルと、「中国人はマナーがなっていない」とかいうこと。
日本人でもマナーがなっていない人たくさんいるし、中国人でもきちんと列に並び、礼儀を重んじる人はいる。
 
我々が、他の国知ろうとするとき、文化的にこういう傾向があるという点で理解を示そうとする。
初めはいいかもしれないけど、それは差別を助長しかねない。
徐々に、その人個人にスポットを当てていくことは必要だ。
そうすることで国境を超えて、繋がりが生まれてくると信じている。
 
日本人として中国知らなければいけない
しかし、国家を知るということは別次元のことだ。
国家には、明確な戦略がある。それは国によっては野望と置き換えていい。
 
例えば中国はその典型だ。
中国脅威論というのは、昔から言われている。中国脅威論とは、中国の軍事力はアメリカ超えて、世界の覇権を握るといったシナリオのこと。
一方で、経済的限界は近い、中国今後、影響力失っていくだろうといった楽観論存在する。
 
中国がどんな状況であれ、隣国である日本にいる限り、何かしらの影響を受けるだろう。
中国に対して、どのような見方をすれば良いのか?そのヒントは「China 2049」という中にある。
China 2049

China 2049

防衛大臣の森本氏が本書の帯にこのようなコメントを残している
次々と明かされる衝撃の事実。ベールに隠された中国の野望を暴露した日本人必読の書だ。
このコメントを見てわかる通り、本書は中国の脅威論について書かれている。
なんだぁ、いつものお決まりの展開でしょ?と思いそうになるが、本書は一味違う。
 
著書のマイケル・ピルズベリー氏は元々、根っからの"親中派"であったのだ。
長きに渡り、国防総省顧問として在籍し、ニクソン政権からオバマ政権まであらゆる政権で対中国を担当した。
そんな彼が、親中派と袂を分かち、中国の長期政権に警鐘を鳴らしているのが本書である。
 
タイトルの2049年何を意味するのか?それは共産党結成100周年だ。
2049年までに強い国を実現することが中国の夢だという。
強い国とは具体的に何なのか?は具体的に述べられていない。
しかし、今の中国はまだ道半ばということははっきりする。
中国バブルの崩壊、またあれだけAIIBに参加表明をした国々が、勝戦70周年の軍事パレードの参加を辞退したところをみると、他国に対する世界的な影響力はない。
だからといって、それ楽観視するのは良くない。
彼らの100年マラソンのゴールはまだまだ先なのだから。
それに対して、どうするかが非常に重要である。
元CIA長官であるジェームズ・ウールジー氏はこう述べている。
本書が明かす中国の真の姿は、孫氏の教えを守って如才なく野心を隠し、アメリカのアキレス腱を射抜く最善の方法を探し続ける極めて聡明な的だ。我々早急に強い行動を取らなければならない。
China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」