【開催レポート】Fast Company12月号読書会-FacebookとGoogleの違いとは?
Fast Company12月号読書会開催しました
昨日、12/12(土)@恵比寿でFast Company12月号を使って、読書会を開催しました。
参加いただいたのは4名
英語コーチ、作家、フリーランス、編集者といった多様性のあるメンバーでした。
次の時代を創る3人
Fast Companyは創刊20周年ということで、テーマが「次の20年 」
創始者のアラン・M・ウェイバーが最初に主張していたこと
「Work is Personal. Computing is Social. Knowldge is power. Break the Rules.」
20年経った今、この言葉は色褪せるどころか、ますます重要となっています。
そんな20周年のプレミアム号で、特集されている3人の人物がいます。彼らは次の20年のキーパーソンと言っても過言ではないでしょう。
その人物は、Mark Zuckerberg、Malala、Elon Musk
現編集長Robert氏が考える「次の20年を予測するための重要項目20」には次のように述べられています。
- Mark Zuckerberg Will Lead.
- Malala will build.
- Elon Musk will inspire
読書会では、そのなかでも特にザッカーバーグについて話題にあがりました。
バーチャルリアリティのOculus Rift、人工知能用のオープンソースハードウェアのBig Surへの積極的な投資それにあたる。
それは検索エンジンの会社であったGoogleが、GoogleXを立ち上げ、最先端のテクノロジー投資をする過程に似ています。ただ、FacebookはGoogleのように全ての領域で統治支配するような動きは今のところありません。
それは、Facebookは「人と人と繋がり」にフォーカスを置いているからだという話があがりました。
ザッカーバーグの下記のコメントが記事に取り上げられていました
"Four hundred million people use Instagram, 700 million people use Messenger, and 700 million people use Groups. Increasingly, we’re just going to go more and more in this direction."つまり、Facebookで繋がった我々は人との関わり方について、より直接的コミュニケーションを求めるようになったのだ。コミュニケーションの方法が多様化したと言ってもいいと思う。
FacebookからMessenger機能が切り離されたときは疑問だらけだったが、今ならその理由がわかる。
根本的に利用方法が違うから分けたのだ。
この少しの仕様変更を例に取っても、Facebookが重要視しているのが「人と人とのつながり」であることがよくわかる。Facebookが今後投資する新しいテクノロジーもこのミッションの元に進んでいくのではないかと結論付けました。
なぜFast Company読書会なのか?
今年からスタートさせたFast Company読書会も、参加者に恵まれて、なんとか1年間続けることができた。大変なことよりもいつも楽しくファシリテーションさせて頂いたことが、続けられたきっかけかなと思います。参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。色々な読書会が都内で開催されている中で、FastCompanyという日本では知名度の低い海外雑誌を使って、海外の最新ビジネスを学ぶとか需要あるのかなぁ?と不安になることもあります。
何か新しいネタが欲しい
参加される皆さんの動機を聞くと一番多い理由が実はこれです。
これまでのやり方だと通用しない、閉塞感を打破するためのアイデアが欲しい、
そのための一つの手段として、日本にはまだ知られていない海外の情報をいち早く手に入れたい、
そんな方が多いです。
その危機感があっても一つ壁にあたるのが英語。英語少しできるっていう人でも、洋書読むのは大変で中々続かないです。
英語できないけど、ここに来たら読めるし、何より参加者の人の話が聞ける。僕が開催している読書会の価値ってここにあるのかなぁと思ったりします。
来年はよりパワーアップした読書会を開催できるように頑張ろうと思います。
PS.Fast Company来月は休刊月です。読書会は、創始者のアラン・ウェイバー著書を使って行おうかなと構想中。
<Fast Company12月号>
Fast Company [US] December - January 2016 (単号)
- 出版社/メーカー: Mansueto Ventures LLC.
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: 雑誌
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