テクノロジーが差別の境界線を無くす未来
Hugh Herr:The new bionics thar let us run, climb and dance
革新的な技術を使って、従来の義足の概念を覆す研究者がいる。MITメディアラボのヒュー・ハー准教授、49歳。17歳の時、登山事故に遭い、両足切断を余儀なくされたヒューは、再び山に登るため自ら義足を開発。現在は、モーターやセンサーで制御された人工足関節など、バイオニック義足の第一人者である。番組ではボストンマラソンの爆破テロ事件で左足を失った女性ダンサーも登場。「身体に障害がある人はいない。技術に障害があるのだ」と語るヒューの熱い思いとその研究に迫る。
昨年観たTEDで最も印象的な動画
義足を利用したほうが、速く山に登れるほどテクノロジーが進化しているらしい
テクノロジーによってできることとできないことの境界線が今後変わっていくでしょう
日本のテクノロジーも素晴らしい
昨年行ったアカデミーヒルズのアートカレッジ
ソニーコンピューターサイエンス研究所研究員の遠藤謙さんの講演
アスリート用の義足の研究をされている
正直なところ、義足利用者に対する世間野風は冷たい
例えば、メガネをかけている人を差別する人はほとんどいない
おしゃれやファションの一部と認識されているからだ
しかし、義足をイメージした時、、、
まだまだ非健常者という色眼鏡でその人を見がちだと思う
2020年東京オリンピック
義足のランナーが健常者のランナーに打ち勝つことが遠藤さんのを目標の1つ
それを達成した時、社会の義足へのイメージが変わるきっかけになると考えているからだ
テクノロジーの進化が差別や偏見の境界線を打ち消す日は近いのではないか?
世界は3Dプリンタで繋がっている
Assembling To Save The Universe- e-NABLE ...
e-NABLEという3Dプリンターを利用して、子供たちの義手を作るボランティア団体
・子供たちに好かれるデザインを募集
・その義手の設計ソフトをWeb上で公開
・世界中の3Dプリンタを所有する人や企業に協力依頼
この仕組みにより制作費も数万円に収まっており、
安くかっこいい義手を子供たちに届けている
義手を手にした子供たちの笑顔が素敵ですね
まとめ
- テクノロジーの進化により『できる』こと『できないこと』の境界線がなくなりつつある
- 差別や偏見は存在するが、テクノロジーはそのイメージを覆す可能性を秘めている
- 一人の力でできることは限られているが、e-NBLEのように世界中と繋がり、みんなで助け合うプラットフォームは存在している
- 作者: フランクモス,Frank Moss,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/08
- メディア: 単行本
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