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SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

「0ベース思考」ヤバい経済学の著者の最新作、最後の章はとても考えさせられた

一発で本質に切り込む思考法

日本でもヒットシリーズとなっている”ヤバい経済学”

著者のスティーブン・レヴィットとスティーブン・ダブナーが、ユニークな分析で世の中を通説を覆している本として話題になった

ヤバい経済学 [増補改訂版]

ヤバい経済学 [増補改訂版]

 

 Freakonomics

そんな彼らの最新作、『0ベース思考』
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<構成>
第1章 何でもゼロベースで考える
    ──バイアスをゼロにしてアプローチする思考法
第2章 世界でいちばん言いづらい言葉
    ──「知らない」を言えれば、合理的に考えられる
第3章 あなたが解決したい問題は何?
    ──問題設定を変えて、すごい答えを見つける
第4章 真実はいつもルーツにある
    ──ここまでさかのぼって根本原因を考える
第5章 子どものように考える
    ──「わかりきったこと」にゼロベースで向き合う
第6章 赤ちゃんにお菓子を与えるように
    ──地球はインセンティブで回っている
第7章 ソロモン王とデイビッド・リー・ロスの共通点は何か?
    ──庭に雑草を引っこ抜かせる方法
第8章 聞く耳をもたない人を説得するには?
    ──その話し方では100年かけても人は動かない
第9章 やめる
    ──人生を「コイン投げ」で決める正確なやり方
 

なぜゼロベースで考える必要があるのか? 

この本は、誤った固定観念を捨てようというのがテーマ
なぜなら、『誤った考え・固定観念に基づいて行動してもうまくいかない』

まずは知らないことを宣言すること

誤った考えを捨てるために、そもそも自分の考えを理解しないといけない

とくに、何を知らないのかってい事を。

本書にはこんな話が載っていた

メアリーという女の子が、お母さんとお兄さんと一緒に海に行きました。赤い車に乗って行きました。海に着いたら、みんなで泳いでアイスクリームを食べて、砂遊びをして、お昼にはサンドイッチを食べました。では、質問
  1. 車は何色でしたか?
  2. 昼飯にフィッシュアンドチップスを食べましたか?
  3. 車の中で音楽を聞いていましたか?
  4. 食事と一緒にレモネードを飲んでいましたか?
小学生にこの質問をしたところ、1と2の正解率はとても良かった(当然だが)しかし、3と4は思わしくない、そもそも答えられない問題なのだ。それにもかかわらず76%の小学生がYESもしくはNOで答えたという。これは小学生にかかわらず、社会や職場、友人や家族との会話でも起こりえる話(自分は最もそれに当てはまるタイプです・・・)このように曖昧な認識の上にロジックを重ねても、良いアイデア/良い行動/良い結果は生まれないのである。

じっくりと考えたい最後の章

本書は基本的には、ジョークを交えた面白いストーリーばかりだ。

例えば、第3章ではホットドックの早食いの世界チャンピン、小林尊氏のエピソードで埋められている。なので、とても面白いしわかりやすい。一度読み出すと止まらいので一気に読めるだろう。

だけど、最後章は少し立ち止まって考えさせられた。

それは、

『本当はやめるべきとわかっていていることを続けていないか?』

という問いだ

先にも述べたように、自分の誤った固定観念でブレークスルーできていないことは星数ほどある、そうだけど、

  • 今までのやってきたことを失敗と認めたくない
  • 今更やめるのはもったいない
  • とりあえず目の前ことに集中しよう

といったことで、その行動を続けている。

もちろん、それで目標を達成できるかもしれない。成長できるかもしれない。夢が叶うかもしれない。

そう信じて邁進するけど、心の底では今ある現実から目を背けている自分を実は知っていたりする。

著者は何もするなといっているのではない、深く内省しろっと言っているのでもない。

ただコインを振って決めるかように、ゼロベースで考えてみようとそう言っている。

そうすれば、今まで気づかなかった新しい可能性がみえてくる。

少なくとも、『やめることは絶対にタブーだ』という偏見は捨てられる。

 

人生、上手くいかなくて色々と悩むことはほんと多い。

だけど、ゼロベースで考えらるようになったら、案外今抱えている悩みなんて簡単に解決できるかもしれない。

0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる

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