SHIKOの道

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新年 一般参賀 なぜ8万3000人が正月に皇居を訪れるのか?

陛下新年恒例の一般参賀が、皇居で行われた。天皇陛下は、「皆さんとともに、新しい年を迎えることを誠に喜ばしく思います。本年が、国民1人ひとりにとり、安らかで良い年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」と述べられた。一般参賀は、あわせて5回行われ、およそ8万3,000人が皇居を訪れた。天皇皇后両陛下は、皇太子ご夫妻など、皇族方とともに、皇居・宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに、手を振って応えられた。

www.fnn-news.com: 皇居で新年恒例の一般...

一般参賀のため、初めて皇居を訪れた。一般参賀とは、天皇陛下からの新年のご挨拶ということで、国民との交流の場として毎年行われている。テレビのニュースとかで、日の丸の旗を振るシーンがよく流れていますが、正しくそれです。

旗は持参する必要がなく、途中で配られている。

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皇居に入る前ですが、厳重なボディチェックと荷物検査がある。当たり前ですが、昨今のテロを考えると警備を強化する必要さえ思う。
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二重橋前の広場で待機し、順に誘導される。8万以上となるとすごい人。
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僕の場合、10時半くらいに到着し、11時ちょっと過ぎに誘導された。
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二重橋。その橋がまだ木橋であった頃,橋の架けられていた部分の濠が深く,橋桁を二重に組んでいたことから,二重橋と呼ばれるようになったそうです。
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二重橋から見える丸の内のオフィスビル街
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会場となる宮殿東庭。テレビでよくみますね。天皇陛下がお見えになる11:50までまだ時間があったけど、すでに多くの人でいっぱいだ。
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とりあえず、中央の後ろの方で場所を確保。(心境的にLIVEの待ち時間と一緒。)
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天皇陛下がお見えになる。それと同時に、みんなで国旗を振る。(LIVEのペンライトと一緒?)
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天皇からの言葉。
「皆さんとともに、新しい年を迎えることを誠に喜ばしく思います。本年が、国民1人ひとりにとり、安らかで良い年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」
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お言葉後、また旗を振る。「天皇陛下万歳!」と叫ぶ人もいた。
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だいたい3分くらいだろうか。予定されていた内容が終了し、みんな退出する。
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「短か!」初めて参加した僕は、素直にそう感じてしまった。そして思った「どうして、この僅かな時間のためにみんな訪れているのだろうか?」
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権威≠権力

一般参賀に行って気づいたこと、それは天皇皇室典範について知らなすぎるといことだ。もちろん、国家の象徴であることは知っている。けどそれは言葉の上辺だけで 、意味を理解出来ていない部分も多い。なので少ない知識ではあるが、せっかくの機会に皇室について考えたい。

歴史としては2000年以上続いている皇室。政治システムは、平安京、源氏や徳川家、総理大臣と言うように時代ごとは変わっている。しかし、日本という国が滅びたことはない。ずっと続いている。これは、象徴としての天皇・皇室の存在が大きいと考えている。
では象徴とは何か?それは"権力"を持たない"権威"と解釈している。"権威"とは、畏敬や尊敬の念を生み、能動的に働かせること。一方で、"権力"は力でねじ伏せるとまでは言わないものの、上から強制的に従わせることだ。
現在、日本の最高権力を保持しているのは内閣総理大臣だが、権威は持ち合わせていない。もし持ち合わせていたら、独裁政治に陥ってしまうからだ。なので、安倍政権のように、支持率が上がりすぎた場合、一定層の反対が必ず現れる。
では、天皇陛下に対する畏敬や尊敬の念とは何だろうか?それは「公」に徹していることだろう。如何なる時も、公人として国民に尽くすということは並大抵のことではない。権力で選ばれるイギリス王室とは違い、血縁によってこの伝統を2000年以上守ってきた。そのことこそが、皇室の権威ではないかと思う。そして、その尊敬の念が8万3000人以上の人を惹きつけているのではないか。
皇室の問題は、ずっと議論されているように複雑だ。日本の歴史を知らずには語れない。僕の見識も、勉強不足の部分が多いと思う。「日本の文化を世界に発信する」これは僕の目標の1つだ。皇室は特に日本独特の文化でなので、もっと勉強する必要があると感じた。

PS.一般参賀には、外国人観光客の方が多くいらっしゃった。その人たちが日本国旗を振ってるのをみて、なんか嬉しく感じた。けど一方で「なぜ新年早々、こんなに人が集まってるんだ?」「日本人にとって、天皇って何なんだ?」ってもし聞かれたら、答えらへんなという自分がいた。これはちょっと恥ずかしい。優先度を下げてしまいがちだが、こういう教養もちゃんと勉強しないとあかんと思った2016年1月2日。

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