SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

いつまでオリコンはCDランキングを発表し続けるのか-Billboardから考えるランキングのあり方-

各国のiTunesでランクイン

最新アルバム『WAVE RUNNER』は、国内オリコン・ウィークリーチャートTOP5にランクインはもちろん、世界各国のiTunes(R)Store ダンスチャートを席巻していることで話題だ。総合チャートでも2位を記録した日本を始め、香港で1位、エストニアで1位、アメリカで3位、フランスで4位、台湾で4位という快挙となっている。

先週発売されたCAPUSELの新作『WAVE RUNNER』

Hero

Hero

前作の『CAPS LOCK』とはまた違った作品

クールでカッコいいサウンドが多く非常にオススメの作品 (個人的にはHeroが好きです)

各国のiTunesでもランクインして、CDでもそこそこ売れているようです


オリコン週間 CDアルバムランキング 2015年02月16日〜2015年02月22日 | ORICON STYLE

好きなアーティストがランクインするのは嬉しいのですが、

そうはいってもこういうCDランキングって今の時代どれほど影響力を持つのだろう?

普段音楽を聴く人でも、ここしばらく何年もCDを買っていないっていう人が多いだろうし

僕もCDをたまに買うのですが、どちらかというと音楽より特典の方にお金を払っている感覚です

この商法はファンにとっては嬉しいものですが、今の時代の音楽を反映しているかと言われれば少し疑問

少し前ならiTunesのランキングも権威があったと思うけど、今ではiTunes以外にも様々なツール・用途で音楽を聴くようになっている

Billboardはどうしているのか?

アメリカの音楽週間雑誌、Billboard

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CDが売れない状況の今でも、CDランキングを発表していたが、

昨年末からSpotifyなどと連携してストリーミングサービスの再生回数も加味したランキング発表を開始した


米国公式アルバムチャート、音楽ストリーミングの再生データを年内に統合へ | Musicman-NET

アメリカの公式音楽チャートを管理するビルボードは、12月4日から公開するアルバムチャートに、SpotifyやRdio、Beats Musicなど音楽ストリーミングサーヴィスの再生回数をチャートデータにカウントすることを発表しました。ビルボードと音楽売上データを集計するニールセンSoundScanは、毎週公開している米アルバムチャート「Billboard 200」に、音楽売上(フィジカル、デジタル)に加えて、オンデマンド型ストリーミング再生を追加して、11月30日週のデータ(12月4日発表)から集計していきます。ビルボードのチャート担当ディレクターのシルヴィオ・ピエトロルオンゴは「誰かがアルバムを購入した時、その要因を初動でしか見ることが出来ませんでした。新たなシステムによって、私たちは時間とともに変化するアルバムとのエンゲージメントを分析し、人気の度合いを判断することができるようになります。」とコメントしています。SoundScanとビルボードは、SpotifyやBeats Music、Rdio、Rhapsody、Google Playなどオンデマンド型音楽ストリーミングサービスでのストリーミング再生1,500曲分をアルバム1枚としてカウントします。

 またツイッターなどのSNSとも連携してたランキングも発表している


ツイッター、ビルボードと提携し新音楽戦略 | Musicman-NET

Twitterは、アメリカで音楽チャートを管理しているメディア「Billboard」と新しいパートナーシップで合意し、アメリカ国内の音楽チャートでTwitterのデータを連携させた、リアルタイムの音楽チャート「Billboard Twitter Real-Time Chart」をリリースします。TwitterBillboard複数年契約で合意し、数週間以内に新しいチャートを開始します。Twitter上で行われる音楽に関するアーティストや楽曲に関する会話をリアルタイムで分析し、これまでとは全く違う、新しい音楽チャートを構築します。

最も革新的な音楽企業:Next Big Sound

今最も革新的な企業の1つともBillboardは提携している


Next Big Sound | Fast Company | Business + Innovation

Next Big SoundはFacebook/Twitter/Instagram/SoundCloud/YouTube/Vine/Spotify/Rdioなどをビックデータで解析し、2つのランキングをBillboardに提供している

Social 50 | Billboard

ソーシャルメディアで話題のアーティストをランキング

Next Big Sound | Billboard

話題性が伸びている新人アーティストをランキング

 

特に後者のランキングはいいですね

新しい音楽を知るきっかけにもなるし、より良い音楽がここからどんどん生まれていくでしょう

まとめ

  • 音楽の楽しみ方が多様化している今、CDランキングだけでは不十分
  • Billboardは今の音楽を反映するために、様々な企業と連携しランキングを発表している
  • ビックデータによるデータ解析は、我々のミュージックライフをより良いものにしてくれる
音楽と人 2015年 04月号 [雑誌]

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