SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

2016-01-01から1年間の記事一覧

【至高の一品】Gotsubo:松茸鳥白湯

松茸の香り漂う限定ラーメン!出汁を松茸からとっているので、口の中に美しい風味が広がります!おすすめです。 http://menya-shono.com/gotsubo/menu/ 産地直送 長野県 徳用松茸 100g以上入 ふぞろい[徳用] 出版社/メーカー: 文本屋 (ふみもとや) メディア:…

【至高の一品】俺の焼肉平日ランチ

想像以上のボリューム!これに卵スープがついて、税抜き990円 タンの1つ1が柔らかく、油もすごい。タン元出ないとやわからかいと言わないが、普通に美味しかった。満足できるレベル。 場所 https://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13168012/dtlmap/ 俺…

ライフ・シフト―100年時代の人生戦略 リンダグラットン①

ワークシフトの先にある世界 ワークシフトの著者による最新作。一言で概要をいうと、将来、我々が老人になるときに備えて何をすべきなのかということ。 例えば「貯金」 その他の本でも、様々な貯金術が述べられている。けれども、我々が考えるべきなのは「お…

Competing Against Luck: The Story of Innovation and Customer Choice/Clayton M. Christensen

イノベーションのジレンマ、クリステンセン教授の新作。 顧客の商品及びサービスは「Buy(購入)」から、"何かを成し遂げる"ための「Hire(雇用)」にシフトしていると指摘。顧客を理解するには、顧客が何を成し遂げようとしているかに最注力しなければならない…

リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~ゴーピ・カライル②

「普通の人」がとてつもない影響力を持っている 無理なく普通にできることをする。それだけで、大きな善意を届けることができるのだ。 当たり前のことをやるレベル上げろ、昔上司にすごく言われた。 イチロー選手は特にそうだが、ルーティーンで当たり前のこ…

イルミネート:道を照らせ。―変革を導くリーダーが持つべきストーリーテリング法 ナンシー・デュアルテ①

リーダーは人々の背中を押し続ける リーダーは未来を読み通しています。リーダーは既知の世界の端に立ち、「現状」と「次なる一手」の境界を見極め、トレンドを掴もうとします。リーダーはまた、他の人の未来を見通せるように取り計らいます。彼らが予想外の…

ポケモンGOが証明したVRではなくAR時代の到来

「ポケモンGO」の話題がすごいですね。ポケモンは今年20周年のタイミングもあり、また日本発のサービスが世界でヒットっていうところでTVやネットですごく取り上げられてます。 nlab.itmedia.co.jp ポケモンセンターオリジナル ぬいぐるみ マンスリーペアピ…

リセット ~Google流 最高の自分を引き出す5つの方法~ゴーピ・カライル①

可能性を広げる扉の開け方 何か大きなことを成し遂げたとき、自分ならできると思えるアイデアのスケールも広がる。たとえそのアイディアを実現する方法を知らなくても、可能性はいくらでもある。「可能性」の扉を広げようとするとき、そこに「信頼」というシ…

伝統工芸品の魅力⑨:有田焼400年の歴史

有田焼400年の歴史 渋谷ブンカムラに行ってみたら、有田焼400年の記念のイベントがやっていた。 人間国宝の柿右衛門先生や今右衛門先生から、宮内庁御用達の香蘭社、深川製磁まで多彩な窯元が出展していた。 日本の磁器の原点ここにあり!という顔ぶれだ。 …

舛添都知事は東京オリンピックのためにこうするべきだった

東京オリンピックに向けて 舛添氏の辞任の是非はあるだろうが、その引き金になった「外遊先のスイートルーム」「公用車」について、東京オリンピックを見据えて、こうすべきだったかなと思うことを書いてみる。 スイートルームではなくてエアビー インバウン…

美術手帖 2016年6月号③

東京のアートフェアが目指す姿とは? ミラノサローネ国際家具見本市を例に挙げると、あそこには圧倒的な集客力と発信力があるからこそ、企業やブランドも大きなエキシビジョンを企画して勝負に出ています。それに、メイン会場だけでなく街中の至る所にも展示…

美術手帖 2016年6月号②

複層的な世界を生き抜く 不確定の時代においては、予想に縛られるのではなく、自分の信じることをやるしかない。(省略) すべての現実の裏には別の現実があり、それは不可視であると同時に他者、異物、恐怖と捉えている。 ヒト・シュタイエルが本書で述べてい…

伝統工芸品の魅力⑧:金属加工の街が生み出すタンブラー

金属加工の街:新潟県 燕市&三条市 冷たいものをいれれば冷えやすく、熱いものをいれれば冷めにくい。 そんなチタンのタンブラーを作っているのが、新潟県燕市だ。 職人の高い技術で加工されている。近年は、そこにデザインが加わり、品薄状態だ。少しお値段…

WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社①

最近、頭がアート関連のことばかりになっていたので、WIRED編集長のお話を聴きにアークヒルズへ。 今月の特集は「Good Company いい会社-ビジネスとミッションは両立する」。 タイトルだけみると、"ソーシャルグッド"的なよくある話かなと思うけど、伝えたい…

Fast Company [US] June 2016 ①

今、世界で最もクリエイティブ なビジネスパーソン100人Fast Companyが毎年発表しているこのランキング。一昨年はアラブの世界で女性の地位向上を努めるサウジアラビアのリーマ王女、昨年はエボラの特効薬を開発を開発した大学教授が選ばれている。つまり、…

伝統工芸品の魅力⑦:着物をどのように広めるか?

着物をより身近に!先月、ホビーショーに行ったときに、着物の専門学校と伊勢丹がコラボレーションで、フッションショーを開催していた。専門学校生が自分でデザインした着物。今風というか、新しい風を感じた。なかなか、日常生活では着る機会はない着物。…

伝統工芸品の魅力⑥:会津塗を施したガラス

福島県:会津塗漆器としては、もしかしたら輪島塗の方が有名かもしれない。しかし、歴史的には輪島塗、津軽塗よりも早くから盛んだったのが、福島県の会津塗だ。それは、豊臣秀吉の時代まで遡る。この400年以上重ねた技術は漆器に留まら、様々なカタチで応用…

伝統工芸品の魅力⑤:磨かれたガラス江戸切子

美しく磨かれる職人技 カガミクリスタルでは、「刹那的場当たりの効果を狙う創造を忌み、真に価値のあるものを創造する精神を常に持つ」と各務鑛三が説いた“もの創りの心”をカガミクリスタルの心として、これからもたゆまぬ錬磨によって技能を深め、高度な…

伝統工芸品の魅力④:変幻自在のすずがみ

すずがみ まずはこちらの動画を観てほしい。 すずがみ 変幻自在に折り曲げたり、形作ったりしているのが、 高岡錫物を江戸時代からやってこられているシマタニ昇龍工房さんがつくられている"すずがみ"だ。 実際に実物を何度か触ったことがあるが、やわら…

伝統工芸品の魅力③ 高岡銅器のさりげない美しさが光るGuinomi Sake Cup

喜泉 Guinomi Sake Cup kisenでは金属の良さを自由に活かした品々をお届けします。美しさはもちろん、使い手の立場に立って凝らした工夫が「暮らし」に喜びを添えていく。そんな心地よいデザインのプロダクトを発表していきます。また、kisenのプロダクトの…

伝統工芸品の魅力②:品薄で入手困難!南部鉄器

生産が全く追いつかない 岩手県盛岡市の南部鉄器。今最も品薄な伝統工芸品と言ってもいいのではないか?色々とコンタクトをしているが、鉄瓶なんかはどこも品薄になっている。 南部鉄器 鉄瓶 新丸アラレ 2.2リットル T-2-5 出版社/メーカー: アサヒ メディア…

伝統工芸品の魅力①世界のアーティストが惚れたWashi

伝統工芸品を紹介 転職して、少し慣れてきたので最近のお仕事のご紹介及び伝統工芸品の魅力についてもブログに書いていきたい。 現在、きゃりーぱみゅぱみゅの芸能事務所アソビシステムさんとのコラボレーションで、伝統工芸及び日本文化の普及に取り組んで…

美術手帖 2016年6月号①

社会と関わるアートの実践私は人間のコミュニケーションや自己表現の力を信じ続けている。 アイ・ウェイウェイまぁしかし、このアートという業界は掴みどころがわからない。よくある2:6:2の法則に無理やり当てはめると、20% お金に余力があり、道楽で絵を描…

ミニ書評50日目:これまでの印象的な読書ログをまとめる

振り返り ミニ書評もコツコツ続けて50日目の今日。あぁこういうの読んだよねってやつをピックアップした。そういう印象があるという事は、まだ自分の中で落としきれていないと感じるからだ。特に、4月から始めたセールスとアートについてはその傾向が強い。…

創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」村上隆③

ひとを喜ばせるために ぼくは、自分のことを"道化"であり、猿回しの猿だと思っています。キキーッ、キキーッと鳴いて、地面に手をつきながらクルクルと回っているのです。いくら世界で名前が売れてもそれは変わらず、道化を演じ続けることが仕事なのです。 …

なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践 ロバート・キーガン①

変われない本当の理由しかし、自動車を運転する人が片足でアクセスを、もう片足でブレーキを踏んでいれば、そのときシステムの内部には膨大な量のエネルギーが駆けめぐっている。そのエネルギーが二つの正反対の方向に流れているせいで、自動車が前に進まな…

アートフェア東京2016

アートフェア東京2016ミニ書評ばかり書いていたけど、たまには普通のブログ記事を笑土曜日にアートフェア東京を視察してきた。日本だけでなく、アジアを中心に他国のギャラリーも多数参加。11:30くらいには、結構な人で会場が埋まってきました。作品も日本ら…

創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」村上隆②

勝つための戦略 ただし、自分に才能がないことに対して無自覚であっては話になりません。絵が下手であるならば、その分、描き続けること。そして、絵が下手なりにどうすれば勝負をできるかと考え、研究や分析を重ねていくことです。 村上氏自身、この努力型…

ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義 マイケル・ピュエット①

人生の道を生み出す道は、わたしたちが努力して従うべき調和のとれた「理想」ではない。そうではなく、道は、自分の選択や行動や人間関係によって絶え間なく形づくっていく行路だ。わたしたちは人生の一瞬一瞬で新たな道を生み出している。僕はこの「道」の…

創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」村上隆①

持続する粘着性二十四時間、三百六十五日に近い体制で仕事を続ける。どうしてかといえば、いつインスピレーションが針に引っ掛かるかがわからないからです。(省略) また、不断の緊張を保つこととともに大切なのは、できるだけ頭をリラックスさせておくことで…