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SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

コンヴィヴィアリティのための道具 イヴァンイリイチ①

崩壊から混沌へ
管理が弱体化すると、管理するのに慣れたものたちは新たに同盟者を求めねばならない。経済と産業が弱体化した大恐慌の状態では、体制側は組織労働者なしにやっていくことはできなかったし、そういうわけで組織労働者は体制内で権力のわけまえにあずかったのだった。
経済的合理性を追求するためには、管理しやすいように弱者を排除する。その結果、組織は均質化して個性を失う。その瞬間に成長が止まってしまうのだ。そして、崩壊からカオスへと向かう。カオス状態では、逆説的にマイノリティが力を求められるのだ。

Next Action
ダイバーシティというのが時代のテーマになっているのは、成長が止まってしまっているからだ。けど、これは社会だけでなく、自分にも言える。
調子がいい時は、とにかく進もうとする。無駄を排除して、効率化して集中できる状態を整える。その結果、いつもマンネリ化してしまう自分を知らず知らず作っているのではないか?
結果は大事だ。ただ、それだけに捉われると自分の個性が失われてしまうのではないか?
定期的に、自分にとって異質なものを取り込んでいくことが必要だろう。

コンヴィヴィアリティのための道具 (ちくま学芸文庫)

コンヴィヴィアリティのための道具 (ちくま学芸文庫)

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