プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える アネット・シモンズ①
抵抗派、無関心派、無気力派を動かす
ストーリーは、リスクの高い局面で人を動かすときに際立った強みを発揮する。「負ける」ことが ぜったいにないからだ。もちろん、成功する保証はない。しかし、ストーリーは対立の力学の枠外にあるので、「負ける」ことはけっしてない。ストーリーとは負けがない戦略であるとアネット・シモンズは言う。そう、我々は相手を説得するときに知らず知らず、自分が「正義」で相手が「悪」と見なしがちである。
ストーリーとは、そういった対立概念を超えた存在であるのだ。自分のストーリーが否定されたとしても、それは将来分かち合うためのストーリーの序章に過ぎないと位置づければいいだけなのである。
Next Action
昨日から、人生で初めて営業を始めた。懐疑、憤怒、嫉妬、無力感、無関心、強欲など相手に話を聞いてもらうまでの道のりは険しい。共感と協力を相手に受け入れてもらうことが必要だ。まずは、もっとお客様を知り、相手の心に共鳴しようと試みてみることにする。
- 作者: アネット・シモンズ,Annette Simmons,池村千秋
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2012/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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