凡人である僕が、人工知能について考えておきたいたった1つのこと
人工知能の夜明け
先週のEconomistで特集された人口知能。
SF映画の中の遠い未来の話だと多くの人がそう思っています。
彼らは、人工知能実現に向けた可能性を日々積み重ねているのだ。
つまり、これまでコンピュータではできなかったことを実現している。
例えば、Facebookの顔認証について98%なで精度をあげている
未来は?
人工知能を研究する過程で、我々の生活に影響を与えている。
もちろん、ムーアの法則に限界が近いといわれている現状を考えると、莫大な処理が必要である人工知能をもったロボットの誕生はまだ先になる。
しかし、データ解析の精度は日々高まる。
個人の嗜好は解明され、Amazonのように自分が欲しいと思っていたものを提示してくれるシステムやサービスが一般化する。
それは、効率性と利便性をもった未来。
同時に、自分で考える機会が失われる未来と捉えることもできる。
考えるべきこと
凡人の僕には、人工知能がどこまで進化するかはわからない。
凡人だからこそ、難しいことや複雑なことでは苦しむことが多い。
この苦しみを取り除いてくれるのが、人工知能の未来だったとしたら、
考えておくべきことはたった1つ。それは、自分の心の状態。
苦しい経験をしているから、そこから感じることがある。
本当に優しい人は、人から傷つけられ辛い経験を知っているからと思っている。
経験により、人の認知や物の見方や感じ方が変わる。
人工知能により、人が経験するできごとは変化するだろう。
無意識のうちに経験をコントロールされないように、今の心の状態を知っておかなければならない。
- 作者: ミチオ・カク,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: NHK出版
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