SHIKOの道

〜海外の最新洋書と好きな音楽を中心に〜 まずは試行と思考を高い志向で

ボーナスの季節に考えたい、『贅沢をする』ということ

【冬のボーナス】大手企業は89万、公務員は69万 中小企業の平均は?

 

中小企業を含めた日本企業の冬のボーナスの平均は373,826円だそうです。

フリーランスなど個人で働く人が増える中で、このような統計はいつまで意味があるのかな・・

 

それはそうと、昨日発行されたEconomist 12/13号のSpecial Reportが興味深い。 

America’s police on trial | The Economist

 

テーマは、Luxury=贅沢について
 The modern luxury industry rests on a paradox—but is thriving nonetheless

 

僕の目に止まったのは、以下のセンテンス。

The acquisition of luxury is both an attempt at transcendence and an act of appropriation, like the picking of the apple in the garden of Eden. Perhaps that was mankind’s first luxury good."

 

贅沢を手にするということは、異次元の誘惑に誘われてお金を使ってしまうこと

まるで、エデンの園でリンゴを食べるような行為だ。それは人類にとって初めての贅沢だったのだろう。 

いわゆる禁断の果実ってやつですね。

 手にすることはできない、手にするべきではないって思うことで、

かえって魅力が増し、欲望の対象になってしまう


確かにお金貯めるのに贅沢は敵と思いつつ、気がついたら贅沢してるってことが多々あります・・・

欲望のままに生きることも大事ですが、


同じ金額を使うなら単に無駄遣いするのではなく、

製品・サービスの優雅さや品を感じるため、そこから自分を輝かせるためにお金や時間を使いたい。

欲望にコントロールされるのではなく、認識したうえで1つ目線を高くするように心掛けたいものです。以下の2つの記事も未来について書かれていてとても面白いです。

Demographic trends: Marques for millennials | The Economist

The future of luxury: Experience counts | The Economist