コ・イノベーション経営: 価値共創の未来に向けて C・K・プラハラード①
消費者と企業は、深い関わり合いを持ちながら価値を創設する
成長に火をつけ、革新性を発揮するには、従来とは全く異なった発想が求められる。(省略) これからの経済下では、パーソナル化された共創経験を核にして競争が展開し、消費者ごとにユニークな経験が生まれる。
12年前に書かれた本書の内容は、現実のモノとなっている。先日紹介したきゃりーとコカ・コーラのCMなんて、正しくそうだ。ドリンクの味やクオリティだけを追い求めていては、生まれない価値なのだ。
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本書で、共創経験を測る4つの要素(DART)が書かれている
- Dialogue:対話
- Access:利用
- Risk Assessment:リスク評価
- Transparency:透明性
これらの組み合わせが、価値の土台となるのだ。日本の文化を海外で発信する仕事を考えると、お客様が海外のマーケットできちんと対話ができる場所、海外の人が利用しやすい空間を提供しなければならないと思った。海外の人の声をどのように届けるか?ここがポイントになりそうだ。
- 作者: C・K・プラハラード,ベンカト・ラマスワミ,一條和生,有賀裕子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/07/19
- メディア: 単行本
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