安全と自由のバランスは難しい-スノーデン氏の暴露話を真剣に考える時がきた
対テロ対策で法律を厳しくしたカナダ政府
カナダでは保守政党が、対テロ対策として法律をより厳しいものに改正した
しかし、それにより自由への侵害として、国民から大きな反発にあっている
確かに政府が自由に国民の情報を監視できれば、安全性はより高まるだろう。
*ゼロベース思考には、「テロリストの特定は簡単だ、銀行口座から生命保険が支払われているかを確認すればいい。テロで死んでも保険がおりないのだから。」って書いてあった
スノーデンが言っていたこと
スノーデン氏がいうように我々の情報は全て筒抜けと考えるべきだろう
スマホや携帯電話の盗聴技術も日々向上している
「発言や行動の全て、会っている人すべて、そして愛情や友情表現の全てが記録される世界などに住みたくない」
スノーデン氏は著書でこう述べていた
自由な民主主義国家と逆行している現状に危機感を感じるスノーデン氏。
僕のような一般人からするとそれである程度の安全が保障されれば問題ないと思うが、
実際の個人情報の使われ方を間近に観ているからこそ、国を裏切ってまで行動しているのでしょう
日本でも
昨年に強行採択された特定秘密保護法に対する批判は根強い
国家による権力の濫用が、カナダ同様に懸念されている
今年に入り、ISILによる脅威により日本もテロとの戦争に他人事ではなくなってきた
自分たちの身は自分たちで守る、ISILの支配エリアに近づかないことは当然だが、
対テロリストで、個人でできることには限界がある
対テロ用の対策や法制度の整備が急務であるが、そこには個人の自由の犠牲はやむを得ない
個人的には正直なところ、関心が低かった
だけど、これらの問題をもっと真剣に考えないといけない。今がそのタイミングだと思う。