ITリテラシーは保育園から!?~4歳児のためプログラミング~
学ぶことに早すぎることはない
Microsoftのビル・ゲイツ, Appleのスティーブ・ジョブズがプログラミングを学んだのは高校時代。当時は誰も目を向けなかった特殊な分野だった。
時代は変わり、学校教育でもプログラミングが科目として扱われるようになった今日、
Facebookのマーク・ザッカーバーグについては中学生のときから本格的にプログラミングを書き、Googleのラリー・ペイジ に至っては小学生のときから、ITに触れていたと言います。
今や、スキルとしては英語とともに必須のものになりつつあるプログラミング。
海外では、すでに保育園でプログラミングを学ぶ機会が与えられています。
プログラミングを学べるおもちゃKIBO
KIBO is designed for those aged four to seven. Instead of arranging, as an older programmer might, a set of constants, variables, operations and expressions, all written in something resembling English, into a logical sequence, a KIBO programmer arranges wooden blocks that carry stickers bearing symbols.
KIBO: Young kids programming robots with wooden ...
KIBOとは4歳〜7歳児がプログラミングを学ぶためのおもちゃだ。実際にコードを書くのではない。彼らが学ぶのは、システム設計やプログラミングの構成だ。
KIBOには、ある一定の処理ごとに分かれた木のブロックが用意されており、そのブロックを並び替えて遊ぶ。ブロックには、「進む」「音を出す」といったものから、「前の処理に戻る」「もう一度実行する」といったプログラミングの処理に似たものまである。
ブロックを並び替えたら、ブロックについているバーコードを順にスキャン。すると、KIBOは子供達が設計した通りの動きをする。
それは、『前に進む』という単純なものだけでなく。『手拍子をするまで止まり、手拍子したあとに、3歩進んでそのあと左に曲がる』といった複雑な動きも表現する。
これにより、楽しみながらシステム設計やプログラミングの構成を学ぶことができ、コンピューターリテラシーが幼少期から身につけることができる。
彼らが大人になったら・・
KIBOに関するエコノミストの記事を読んだとき、衝撃が走った。なぜなら、僕自身はプログラミングに対して苦手意識があるからだ。仕事では、実際にコーディングをする前段階の要件定義やシステムデザインをすることが多い。開発以降の行程は全てアウトソーシングで依頼している。
今のままでは時代に取り残される可能性が高い。世の中では、IoTという言葉をキーワードとともににネットとモノの融合が始まっている。
ITがますます社会を変えていく原動力となるが、その中心は間違いなく、4歳からプログラミングを学んだ子供達だ。
彼らが大人になったときは、ITやインターネットは実生活に根付いたモノになっている。そのとき、最適なITサービスを提供できない企業や人は生き残れない。今時点では一見、ITに無関係と思われる分野も例外ではない。
4歳のときからITリテラシーを持った人材と戦えるのか?残念ながら今の僕の答えはNoだ。
ということは、プログラミングを学んでおくタイミングは今しかないのだ。
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