英Economist 2016 世界はこうなる -年末年始に世界を見渡そう
英Economistの2016年予想が日本語で読める
Economistを読むのは、本当に大変な作業だ。記事の内容の深さ、求められる英語力全てが高い。よっぽどの英語力がない限りは、全て読むなんて不可能だ。僕自身の英語力では、今のところ週2割が限界。正直、読み込めていなかったり、読み飛ばしていたりする記事も多いと思う。
一部版権を購入したネットメディアで版権が、翻記事を出しているのをみかけるが、圧倒的に数は少ない。もし、翻訳版があれば楽なのに。。と思っている。
そんな想いを叶えてるのが、日経BP社。年に1冊だけだが、Economistの翻訳版を発行してくれる。
2016世界はこうなる The World in 2016(日経BPムック)
- 作者: The Economist,滑川海彦,高橋信夫,アーキ・ヴォイス
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/12/19
- メディア: 単行本
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Economistの2016年予想
年末になると各ビジネス雑誌が、総力を結集して来年度のトレンド予想を行う。英The Economistも同様で、翌年の政治経済のトレンド予測を発表している。メガトレンドから、EU、アメリカ、アジア、アフリカ、中東、ビジネス、文化、科学と網羅している記事は幅広い。記事だけでなく、国別・産業別のトレンド予測データも載っている。
さらに今回の「The World in 2016」は、創刊30周年記念特集ということで、「未来を予見する数々の知性」が掲載されており、例年になく内容の濃い1冊となっている。
2016年はどうなるのか?
「嘆き(Woes)」「女性(Woman)」「勝利(Wins)」の3つがキーワードになりそうだ。
残念ながら、世界には「嘆き」に溢れている。シリアをはじめとするアラブ世界の紛争やテロ、そして難民問題。経済面でも楽観的な要素が少なく、中国をはじめとする新興国の経済が失速するのではないかとも予測される。
そんな中で、「女性」のキーパーソンが重要な判断を下す。FRBの議長イエレン氏、ドイツ首相メルケル氏、もしかしたらヒラリークリントン氏が大統領となり、混沌とする世界でもっと困難な決断をしなければいけないのかもしれない。
一方で、注目するべきスポーツ大会が多く開催される。リオデジャネイロオリンピック、サッカーのEURO2016、米国のスーパーボウルも記念すべき50回目を迎える。インドでは、クリケットのワールドカップも開催される。
来年2016年は世界はどのような方向に向かうのか?年末年始、The World in2016を読みこんで考えたい。時間があればの日本のビジネス雑誌と読み比べるのも面白いかも。
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週刊ダイヤモンド 2015年 12/26 ・2016年 1/2 新年合併特大号 [雑誌] (2016 総予測)
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