京都観光 大仙院 国宝の枯山水と心に響く名言
大仙院は、京都市街地の北、大徳寺の中にある塔頭寺院で、永正6年(1509年)に大徳寺第76世の大聖国師古岳宗亘(こがくそうこう)が開いた寺院です。数ある塔頭の中で、真珠庵、龍泉庵、龍源院とともに、大徳寺4派の一つ北派の本庵として栄えた寺院です。
「枯山水みたいなら大仙院も行くべき」って言われたので行ってみた。
ゆっくり落ち着いて京都を味わいたいのであれば大徳寺はおすすめ。
今回の目的地、大仙院
大仙院の良かったポイントは2つ
- 枯山水のストーリー
- 和尚の名言
*残念ながら中は写真NGのため、写真は下記から引用させてもらう
枯山水のストーリー
大仙院では3つの枯山水を鑑賞できる。「山」「川」「海」をそれぞれ表現している。山は様々な岩でできている。それを取り除いていくと水が川に流れる。最終的には、余分なものを全て取り除くと海のような心の静けさに行き着く、そんなストーリーを感じることができる。
和尚の名言
そんな枯山水の鑑賞とともに、素敵な言葉に出会うことが出来た。
大仙院の尾関宗園和尚の言葉なのですが、なんて読むと思います?
一つ目は「気」です。気の字が長くなっているので、「気は長く」です。
次は「心」という字が丸く書かれています、「心は丸く」
「腹」という字が横になっていますね、「腹立てず」
「腹」という字が横になっていますね、「腹立てず」
4つ目は「人 」という字が大きく書かれているのが特徴的です、「人は大きく」
最後は「己」という字が小さく書かれています、「己は小さく」
"気は長く、心は丸く、腹立てず、人は大きく、己は小さく"
こういう人でありたいと思わせる、心に響く言葉でした。2015年の最後にいい言葉と出会えました。- 作者: 尾関宗園,水野克比古
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